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第65回ヴェルタ・エスパーニャ コース紹介その2
ジロに続き、シクロワイアードに先を越されてしまった・・・。
めげずにコース紹介第2回目です。

第八ステージ
2010.09.04 ビリェナ~ソレット・デル・カティ 190.0km

スプリント:2つ 山岳:1級×1、2級×3、3級×1

ヴェルタも勝負所に入り、今日がその初戦。開始後24.4kmに3級山岳を通過すると、立て続けに2級山岳を3つこなし、最後にゴール前わずか3.2kmに控える1級山岳を越えてゴールとなる山岳ステージ。合計5つの山岳のうち特に厳しいのが最後の1級山岳ソレット・デル・カティ。距離はわずか3.8kmと短いものの平均勾配が11.56%とここまで疲労がたまった選手達を苦しめます。この後山頂を過ぎ下ってゴールなため、S.サンチェス(EUS)のようなダウンヒラーに有利となるステージかもしれません。



第九ステージ
2010.09.05 カルペ~アルコイ 187.7km

スプリント:2つ 山岳:2級×4、3級×3

翌日が休息日となる第九ステージは、前半戦のハイライトステージ。
地中海沿いの都市カルペをスタートしデニアに着くまでは海沿いを走り、デニアに着くと今度は一転して内陸に進路をとり山岳コースがスタートします。
特に97.8km地点からは厳しく山岳ポイントの嵐。2級、3級、2級、2級、3級、3級と上っては下ってを繰り返す鬼のようなステージとなっています。



第十ステージ
2010.09.07 タラゴーナ~ビトリア 175.7km

スプリント:2つ 山岳:1級×1

序盤にスプリントポイントを2つ越えてバルセロナ州に入り、今日唯一の山岳である1級山岳を通過しゴールのビトリアに入ります。
1級山岳であるラト・ペナト峠は平均勾配が10.8%と厳しいものの距離は4.4kmと短く、ゴールまで約32kmあることから総合に向けた争いは起こらないと思われます。
翌日のステージが厳しいステージとなるため、展開次第では逃げ容認。もしくはスプリンターによるゴールスプリントが見られるステージとなりそうです。



第十一ステージ
2010.09.08 ビトリア~アンドラ 208.4km

スプリント:2つ 山岳:3級×1、超級×1

昨日のゴール地点ビトリアをスタートし北へ移動、アンドラ公国に入ります。と、いうことはもちろん山岳ステージです。
序盤こそは緩やかなコース設定となっていますがアンドラ公国に入ると一気に勾配がきつくなり、最後は超級山岳ゴールでフィニッシュとなります。
この超級山岳は平均勾配こそは6.6kmながらゴール地点は標高1900m地点。このステージのスタート地点が標高135mであることから、その差はなんと1765mもあります。
今年のヴェルタの勝負どころのひとつと数えてもよいでしょう。



第十二ステージ
2010.09.09 アンドラ・ラ・ベリャ~リェイダ 172.5km

スプリント:2つ 山岳:2級×1

前半に2級山岳あるもののそこからは、ほぼ平坦基調となる第十二ステージ。
総合有料を狙う選手達はひとまず休息日となり、代わってスプリンターたちにとっては是が非でも勝っておきたいステージになります。
ということもあって、今日は集団をコントロールするチームがはやばやと変わる可能性が高いです。



第十三ステージ
2010.09.10 リンコン・デ・ソト~ブルゴス 196.0km

スプリント:2つ 山岳:3級×2

スタート後徐々に標高を上げて行き、後半に入り2つの3級山岳を迎えます。
2箇所とも標高1200mを越える山岳ですが、断続的に上っているため厳しくはなく、ここを終えると今度は緩やかに下ってゴールとなります。
おそらく、ここまで走ってきた選手達にとっては平坦ステージと同じようなもの。
ゴールスプリント勝負となりそうです。



第十四ステージ
2010.09.11 ブルゴス~ペーニャ・カバルガ 178.0km

スプリント:2つ 山岳:超級×1、2級×2、3級×1

コース半分を過ぎたあたりからステージの難易度が上がり、2つの2級山岳をまずこなします。
ここを過ぎるとしばらくは平坦となりますが、ゴール前6kmになると最後の山岳である超級山岳が待ち受けています。
標高565mながら麓は20mであることから、僅か6kmの間に545mも上らなくてはなりません。
最大斜度は10%でそれも上り口付近であるため、早めの勝負が見られるかもしれません。
by lanterne-rouge | 2010-08-26 22:25 | 2010ヴェルタ・エスパーニャ
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