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ツール・ド・フランドル
2006.04.02 第90回ツール・ド・フランドル 258km

95km付近からマリシャル(COF)、オジェ(FDJ)、シュミッツ(TMO)、アルバジーニ(LIQ)、グシェ(UNI)、ライネリンク(SKS)の6人が逃げを決める。
この6人と集団との差は残り129km地点で3:10秒差。最初の丘である残り114km地点のモーレンベルクに入ると先頭ではグシェ、ライネリンクが遅れ始める。
その後しばらくは先頭と集団は落ち着いたペースで走り、残り90kmで4:41秒差。
しかし、コーレンホウトに入ると先頭でオジュ、アルバジーニがスピードについていけず脱落。一方集団はベッティーニ(QSI)、ザベル(MRM)を先頭にコーレンホウトに突入。スピードを上げたため、一気にタイム差が1分以上縮まり、その差が3:18秒となる。
そしてツール・ド・フランドルの名物でもあるコッペンベルクに入ると集団でボーネン(QSI)がスピードを上げる。集団前方にいた選手で余裕があるものはボーネンについてスピードを上げたが、余裕のない選手や集団後方にいた選手は自転車を押しながらコッペンベルクを通過。結局ボーネンに付いていけた選手は、ベッティーニ、ヴァンペテヘム(DVL)、アルバジーニ、パオリーニ(LIQ)、ヒンカピー(DSC)、カンチェラーラ(CSC)、ペティット(TEN)の7人。この8人に残り67kmで遅れていたフレチャ(RAB)、バッラン(LAM)、ベントソ(SDV)らが追いつき、残り65kmで先頭で逃げていたマリシャルとシュミッツを吸収する。この後ザベル、ヒュースホウト(C.A)、ポッツアート(QSI)、パゲ(QSI)らも追いつき先頭は18人となる。
先頭に4人を送り込んだQSIはこれ以降完全に先頭メンバーをコントロールし、後続とのタイム差を広げていく。
優勝争いが先頭メンバーのみに絞られれ、いよいよ先頭メンバーでの戦いが始まる。残り33kmのバルケンベルクの丘を上りきったところでホステ(DSC)がアタック。これにボーネンが反応し、この2人は徐々に他のメンバーとの差を広げ始まる。残り30kmで14秒だった差が残り21kmになるとその差が1分を越え1:03差となる。この2人は先頭交代を繰り返し残りの丘をクリアし、ゴール手前に。残り1.5km付近から先頭交代を拒否し、ボーネンの後ろにピタリと付けたホステが残り約400mからゴールスプリント。しかしボーネンは仕掛けられても冷静に対処。あっさりとホステをかわし勝負アリ。ボーネンが2年連続でツール・ド・フランドルを制した。

優勝:ボーネン(QSI) 6:24:26

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生放送キタ━━\(゚∀゚)/━━ !!!!!
これからは万年寝不足かな^^;
by lanterne-rouge | 2006-04-07 23:17 | 2006プロツアー(ワンデー)
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