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【ジロ・デ・イタリア 第十三ステージ】
2007.05.25 ピエッラ~サントゥアリオ・デイ・オローバ 12.6km

12.6kmと距離的には短いが、終始上りとなる高低差約800mの山岳T.T。そのため普段T.Tでは上位に入らない山岳スペシャリストが、上位に入るのが特徴となる。
ペレス(PAN)が初めて30分を切りトップタイムを更新するが、ザブリスキー(CSC)が不得意の山岳ながら、T.Tスペシャリストの意地を見せ、ペレスのタイムを24秒上回り暫定トップに躍り出る。しかし1位になったのもつかの間、このタイムを、ピエーポリ(SDV)が中間計測地点からことごとく更新し、結局18秒更新することに成功する。
次第に終盤に近づき総合上位選手が登場するが、まず先陣を切ってスタートしたシモーニ(SDV)が思ったほどスピードが上がらず暫定9位でフィニッシュする。逆にクネゴ(LAM)は、苦手なりにもしっかりとまとめ暫定7位でゴール。マリアビアンカのシュレック(CSC)は、好調を維持し、8位でゴール。そして、マリアローザのディルーカ(LIQ)は、なんと計測ポイントでピエーポリのタイムを4秒上回る驚くべきスピードを見せる。しかしゴール地点ではピエーポリから7秒送れてゴールするが、他のライバルたちに遅れることなく、逆に差をつけるすばらしい結果のステージとなった。
ステージ優勝は、後半に力を温存した結果、スピードが落ちなかったブルセギン(LAM)がピエーポリのタイムを1秒上回りうれしいうれしいジロ初となるステージ優勝をあげる結果となった。

ステージ優勝:ブルセギン(LAM) 00:28:55
マリアローザ:ディルーカ(LIQ) 57:11:28
マリアチクラミーノ:ペタッキ(MRM)
マリアベルデ:ディルーカ(LIQ)
マリアビアンカ:シュレック(CSC)

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見終わったのでやっぱりUP。
クライマーにもやっぱり山岳T.Tの得意な人とそうでない人がいるんですねぇ。
それにしても、なにかある発言にはびっくり。
悪い方向に考えてしまったのは自分だけではないはずだ(汗
by lanterne-rouge | 2007-05-26 23:55 | 2007ジロ・デ・イタリア
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