2007.06.23 インナートキルヒェン~シュヴァルツゼー 152.5km
サストレ(CSC)、バッラン(LAM)、シュタルダー(VOK)ら11人が逃げている。この中から街中の急勾配を利用して、サストレとバッランが抜け出す。この2人は平坦では協調体制で進んでいたが、山岳に入ると実力差が見られ、バッランがサストレのスピードについていけず、先頭はサストレひとりとなる。そのサストレも残り8kmでスピードを上げた集団に吸収されてしまう。
ここからトンティ(QSI)がアタック。これを残り5kmでホーナー(PRL)が交わしトップ交代。ホーナーは11秒の差をつけるが、ゴールまでは逃げ切れず残り4kmで吸収される。総合上位陣が全く動かない集団にあって残り1kmで、ウラン(UNI)がアタック。不意をうたれた感があった集団は、このアタックに全く反応できず、ウランがステージ優勝。不運続きのUNIにとって意味のあるステージ優勝となった。
ステージ優勝:ウラン(UNI) 3:28:51
総合トップ:エフィムキン(GCE) 29:24:01
ポイント賞:ベンナーティ(LAM)
山岳賞:グセフ(DSC)
スプリント賞:シュタルダー(VOR)
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いよいよ明日は最終ステージ。
1分以内に5人の選手が入る大混戦。
今年も最終ステージで大逆転があるのかも。