ついに本日開幕のツール・ド・フランス。
ようやくスタートリストが確定したので注目チームをご紹介。
・ケースデパーニュ
1 オスカル ペレイロ
2 ダビド アロヨ
3 ホセビセンテ ガルシアアコスタ
4 ホセイバン グティエレス
5 ウラジミル カルペツ
6 フランシスコ ペレスサンチェス
7 ニコラ ポルタル
8 アレハンドロ バルベルデ
9 ハビエル サンディオ
まずは、ケースデパーニュ。
エースゼッケンは昨年2位のペレイロ。
山岳での大逃げを得意とする選手だが、もう今年は逃げを容認してくれることはおそらくないだろう。そのため、総合争いはきびしいところ。ということでバルベルデ中心の組み立てとなっていくと思うが、いまいちツールとの相性が良くないのが心配のタネ。実力的には総合優勝してもおかしくない選手なので、インデュライン以来のスペイン人優勝を期待したい。
・チームCSC
31 カルロス サストレ
32 クルトアスル アルベセン
33 ファビアン カンチェッラーラ
34 イニゴ クエスタ
35 スチュアート オグレディ
36 フランク シュレック
37 クリスチャン ファンデベルデ
38 イェンス フォイクト
39 ディビッド ザブリスキー
続いてCSC。
エースは安定感のあるサストレ。今年はスケジュールをツールに絞っての参加なので、例年以上に期待でそう。アシスト陣もカンチェラーラ、クエスタ、オグレディ、フォイクトなどおなじみの面々がそろう豪華布陣。ヴィノクロフ、バルベルデの2強に割ってはいる可能性が十分にあり。
・ディスカバリーチャンネルプロサイクリングチーム
111 レビー レイフェマー
112 アルベルト コンタドール
113 ウラジミール グーセブ
114 ジョージ ヒンカピー
115 エゴイ マルティネスデエステバン
116 バンハミン ノバル
117 セルジョ パウリニョ
118 ヤロスラフ ポポビッチ
119 トーマス バイトクス
今年のDSCはダークホース的な存在。優勝争いから一歩後れを取っている感があるが、レイフェマーの力は侮れない。コンタドール、ポポビッチの強力準エースを擁し、ベテラン、ヒンカピーが指揮をとることで、チーム戦略がはまった場合は手がつけられなくなりそう。要注目チームです。
・アスタナ
191 アレクサンドル ヴィノクロフ
192 アントニオ コロム
193 マキシム イグリンスキー
194 セルゲィ イワノフ
195 アンドレイ カシェーフキン
196 アンドレアス クレーデン
197 ダニエル ナバロガルシア
198 グレゴリー ラスト
199 パオロ サボルデッリ
最後はアスタナ。優勝候補筆頭のヴィノクロフがエースで、昨年出場できなかった雪辱に燃える。カシェーフキン、クレーデン、サボルデッリと名だたる選手をアシストに連ねた今年のアスタナはチーム面でも最強といえ、悲願の初優勝に向けて磐石の体制といえよう。唯一ヴィノクロフの心配どころは、例年必ずどこかのステージで、大きな遅れをとってしまうこと。このポカがでなければ、ヴィノクロフの圧勝になる可能性あり。
他にも、エバンス(PRL)、メンショフ(RAB)、デッケル(RAB)、モロー(A2R)、スベルディア(EUS)が総合に絡んできそう。特にモローはドーフィネ総合優勝をしたことでフランス人の期待高まるところです。
総合争い以外では。。。
マイヨベール争いは、マキュアン(PRL)を筆頭に、ハスホフト(C.A)、フレイレ(RAB)、ベンナーティ(LAM)、ナポリターノ(LAM)、ボーネン(QSI)、ザベル(MRM)、ベントソ(SDV)、ハンター(BAR)などが参加。ゴール前での激しいスプリント勝負が見られそうです。特にLAMは総合に絡む選手がいないため、ゴールスプリントには力を入れてくるはず。ゴール前でのWスプリンターの活躍に注目です。
マイヨブランアポアルージュ争いは、ラスムッセン(RAB)が一歩リード。モロー(A2R)も狙っているらしいが、どちらかというと総合を狙って欲しい(笑)。他にも昨年序盤に山岳ジャージを着たデラフェンテ(SDV)やマヨ(SDV)、パッラ(COF)あたりのクライマーの走りも見逃せない。
さてさて話変わって個人的な優勝予想ですが・・・
優勝して欲しいのはバルベルデ。
KEL時代から好きなのですよ。
そろそろ総合優勝してもいいんじゃないかな~。ていうかしてほしい。
がんばれバルベルデ。ASTに負けるなよ~。
まぁ誰が勝つにせよ今年はどんなレースが見られるか、わくわくどきどき。
もう夜が待ちきれません!