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【ヴェルタ・ア・エスパーニャ 第三ステージ】
2007.09.03 ビベイオ~ルアルカ 153km

先頭の三人、マルティネス(KGZ)、デラフェンテ(SDV)、バシェーボ(REG)のうちマルティネスが最後の第3山岳で脱落し先頭は二人となる。集団ではEUSが活発な動きを見せ、その結果、集団の分裂に成功、スピードを上げ前を逃げていた二人を吸収する。そして30名ほどになった先頭集団はEUSが完全にコントロールしていたが、これにQSIが加わり始め遅れたメイン集団との差を広げ始める。
作成が成功したEUSだったが残り20km地点で暗転。スベルディア(EUS)が落車してしまう。この落車でEUSは先頭を引くのをあきらめ、先頭集団後方に待機してしまい、その結果先頭のスピードが落ち、遅れていた選手達が合流し始める。
EUSが退いてからも先頭を引き続けたQSIは、なおも先頭を引き続け残り3kmに入る。ここから、7%の上りとなり、ステージ優勝を狙う選手が前方に集結し様子を窺うが、大きなアタックのないまま最終直線に入る。ここで、デービス(DSC)がアタックを仕掛けるが、右側からベッティーニ(QSI)が飛び出すと一気に駆け上がり、ステージ優勝。彼のために後半戦力を使ったアシスト達に応える勝利となった。

ステージ優勝:ベッティーニ(QSI) 4:08:42
総合トップ:フレイレ(RAB) 11:22:54
ポイント賞:フレイレ(RAB)
山岳賞:マルティネス(KGZ)
複合賞:デラフェンテ(SDV)

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EUSの奇襲作戦。すばらしい動きだったにもかかわらず、チームにとっては非常に痛い結末に。もらい事故っぽい感じだったので、本当にスベルディアは不運。ただリザルトを見ると11分遅れになってるので、リタイアせずにすんだっぽいですね。
この動きによって総合争いにも影響があり、クネゴ(LAM)は34秒、ガラテ(QSI)は1分4秒遅れてゴール。あとあとこの差が響かなければいいんだけど。
後半落車したSDVはゴメスカマニョ。二人一緒に座り込んだときは笑いました(^^;
二人は、ロバトとフェルナンデスでした(汗
by lanterne-rouge | 2007-09-04 21:27 | 2007ヴェルタ・エスパーニャ
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