人気ブログランキング | 話題のタグを見る
【エネコ・ツアー 第四ステージ】
2007.08.26 マルデヘム~テルヌーゼン 182.7km

ロンゴ(LAM)、グラボフスキー(QSI)、プリー(A2R)、イークホウト(JAC)が逃げていたが、残り30km手前で集団に吸収される。
ここから集団は高速化し、中切れが発生。これによりいくつかのグループに別れたことで、総合争いに向けて激しい動きが見られるが、残り20kmでようやく集団はひとつになり、事無きを得る。しかし、スピード自体は全く落ちず、抜け出しを諮る選手が続出する。
その結果、ヴィレムス(LIQ)、ロスレル(QSI)、イノー(C.A)、チェリンギ(SKS)が抜け出し、残り16kmで集団に17秒差をつける。しかし、このタイム差より広がることはなく残り13kmで9秒そして残り10kmで吸収されてしまう。
一つになった集団はSKS、TMO、RABがひくなかラスト5kmをきる。狭い道幅にさらに中央分離帯があるテクニカルなコースを高速で走る中、ガスパロット(LIQ)がコースアウトし落車するアクシデントが発生。しかし集団はスピードを落とすことなく、やがてRABが列車を形成するにいたる。この列車にLAMがかぶせ2チームの激しい争いが行われたが、残り1kmでLAMが勝利し、最終コーナーへ。ここでLAMはバルダート(LAM)をひき放つが、後ろにつけていたウェイラント(QSI)が飛び出すとバルダートは失速。ウェイラントと横から上がってきたハスホフト(C.A)との争いとなるが、ハスホフトはスプリントに危険を感じ、いったん踏み込みをとめたため、ウェイラントが勝利をもぎった。

ステージ優勝:ウェイラント(QSI) 4:09:31
総合トップ:ヌイエンス(COF)
ポイント賞:カヴェンディシュ(TMO)
山岳賞:ペデルセン(CSC)

--
ゴール後、他選手より激しい叱責を受けていたウェイラント。やはりゴールスプリントが無謀だったためか?理由はわからないけど本人は淡々としていて大物ぶり発揮かも。
by lanterne-rouge | 2007-10-02 20:38 | 2007プロツアー(ワンデー他)
<< 【エネコ・ツアー 第五ステージ】 2007世界選手権 >>