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ジロ・デ・イタリア 第九ステージ
2008.05.18 チヴィタヴェッキア~サン・ヴィンツェンツォ 218km

序盤よりクリブツォフ(ALM)、ブファス(COF)の2人が逃げている。集団はこの2人を逃がし続け、のんびりペースでレースをすすめていたが、25kmの周回コースに入ってからは本格的に差を詰め始める。
スピードが上がる集団から残り20km付近の丘でベッティーニ(QST)が先頭に立つとリッコ(SDV)、セラー(CSF)のみがついていき、集団と差をつけることに成功する。しかし、この中でリッコは逃げに積極的ではなく、何度も後ろを振り返り集団がさほど遠くにいないことを確認すると集団に戻ることを選択する。一方、セラーはこのチャンスを生かし、単独で先頭の2人を追い、2人をかわしトップに立つ。しかし、この逃げも迫り来る集団に残り12km付近で吸収され集団はひとつになる。
LIQがコントロールする集団では、中盤から前方にかけてTHR、LAMらが列車を組み始めゴールスプリントに向けて準備を着々とし始める。そして、残り7km付近からLIQにかわりTHRが主導権を握り、残り1kmに入る。スプリンター同士の位置取りが加熱する中、残り300mサイドからフォルスター(GST)が仕掛けるが、これを見たベンナーティ(LIQ)が逆サイドからアタックをかける。これに、ザベル(MRM)、マキュアン(SIL)、ベッティーニ(QST)が反応。特にベッティーニの追い込みはすさまじく、ベンナーティとほぼ同時でゴールラインを通過する。しかし、わずかにベンナーティには届かず、ベンナーティが今ジロ2勝目をあげ、再びリッコからポイント賞を奪い返す結果となった。

ステージ優勝:ベンナーティ(LIQ) 5:30:06
総合トップ:ビスコンティ(QST) 42:14:16
ポイント賞:ベンナーティ(LIQ)
山岳賞:セラー(CSF)
新人賞:ビスコンティ(QST)

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久しぶりのスプリンターによるゴールスプリントが見れました。
平坦ステージは、やっぱりこうじゃなくっちゃね!

さてさて今日はジロはないけど、銀輪の風にてアジア選手権の特集があります。
ジロの休息日に特集を組んでくれるなんて、ファンにとってはうれしいかぎり。
放送時間は23:30からです。お見逃しなく。
by lanterne-rouge | 2008-05-19 21:40 | 2008ジロ・デ・イタリア
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