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ヴェルタ・エスパーニャ 第十二ステージ
2008.09.11 ブルゴス~スアンチェス 186.4km

雨が降りしきる中行われた第十二ステージ。イノー(C.A)、カザール(FDJ)、クィンツァート(LIQ)の3人が逃げており、これをいつも通り追う集団だったが、最後の山岳の下りに入り集団が分裂。なんとバルベルデ(GCE)が遅れてしまう。バルベルデをメイン集団に引き戻すため、アシストが先頭交代をし、巻き返しを図るが次第にアシストの数が少なくなり、徐々にその差が広がってしまう。
この遅れを知ったメイン集団は、先頭交代にEUS、ASTが加わりスピードアップ。縦一列となりまず先頭の3人を吸収する。一方、焦るバルベルデもシャバネル(COF)、ジルベール(FDJ)とともに飛び出すものの、その差は縮まらない。体力面も考え、遅れた集団に戻ることを選択するが、差は縮まらず傷口を最小限にするので精一杯となってしまう。
結局メイン集団はゴール前の上りに来てゴールスプリントとなり、ベッティーニ(QST)がコンタドール(AST)、レヴェリン(GST)らを引き離しステージ優勝をあげるが、バルベルデはこのベッティーニから遅れること3分23秒でゴールし、総合順位を11位まで後退してしまう結果となった。

ステージ優勝:ベッティーニ(QST) 4:42:44
総合トップ:エゴイマルティネス(EUS) 45:48:33
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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中切れは怖い。
最初は僅かな差でも、いつの間にか大きな差になってしまう・・・。
今まで幾度も見た光景ですが、今回その怖さを改めて思い知らされました。

話変わってステージ優勝のベッティーニ。
この間は表彰で剣をもらっていたと思うのですが、今回は船の模型ですか(笑
ベッティーニが勝つときはなにか面白いものをもらいますね。
次は何かな??
by lanterne-rouge | 2008-09-12 23:15 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
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