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2008ジャパンカップ出場選手紹介:リクイガス編
イバン バッソ
BASSO Ivan


1977.11.26生まれの30歳 イタリア出身
1999年リゾスコッティでデビューし、2001年ファッサボルトロ、2004年チームCSC、そして2007年ディスカバリーチャンネルにそれぞれ移籍する。ドーピングによる2年間の出場停止を経てリクイガスで復帰となる。

2002年ツール11位に入り新人賞を獲得し頭角を現す。この後も着実に力をつけていき2004年には山岳ステージでランスと堂々と渡り合い、翌2005年にはランスに真っ向勝負を挑み総合2位に入るまでに成長した。ランス引退後、ロードレース界中心人物として活躍が期待され、その実力どおりの力で2006年ジロを圧勝という形で制す。しかし、ツール直前OP疑惑に巻き込まれツール不参加に終わってしまう。翌年ディスカバリーチャンネルに移籍し再出発を計るが、2007年春にドーピングを認め2年間の出場停止となる。今ジャパンカップよりその出場停止が解除となり、レースに復帰。新たなる活躍が期待される。
1998年U23世界チャンピオン、2002年ツール総合11位&新人賞、2003年ツール総合7位、2004年ツール総合3位&第12ステージ区間優勝、2005年ジロ第17,18ステージ区間優勝、2005ツール総合2位、2006年ジロ総合優勝&第5,8,16,20ステージ区間優勝、2006年クリテリウムインターナショナル総合優勝&第2ステージ区間優勝



バレリオ アニョーリ
AGNOLI Valerio


1985.01.06生まれの23歳 イタリア出身
2005年ナトゥーリノ・サポーレディマーレでデビューし、2007年オーラムホテルに移籍、そして2008年リクイガスに移籍し現在に至る。

2008ヴェルタ最終ステージでアタックを決めるなど積極的な走りを見せ総合110位で完走する。2005年ツアー・オブ・キンハイレイク第八ステージで区間優勝を挙げている。



キェール カールストローム
CARSTROM Kjell


1976.10.18生まれの31歳(ジャパンカップ当日は32歳) フィンランド出身
2002年アモーレ・エ・ヴィータでデビューし、2005年リクイガスに移籍し現在に至る。

数多くのレースでアタックを決めるアタッカー。2006ツール第八ステージでアルガンらとともに逃げ、逃げ切りに成功。ステージ2位の成績を挙げる。また、2008パリ~ニース第3ステージでは山岳ステージにもかかわらず逃げを決めロテレリを抑えてステージ優勝を果たす。2005年ツール総合141位で完走。



ウラジミール ミホイェビッチ
MIHOLIEVIC Vladimir


1974.06.17生まれの34歳 クロアチア出身
1997年クルカでデビューし、2002年アレッシオに移籍、さらに2005年リクイガスに移籍し現在に至る。

2005ジロ総合31位、2007ジロ総合61位、2008ジロ総合21位とジロを中心に活躍するベテランレーサー。オールラウンダーで1998年にはクロアチアチャンピオンにも輝いているほか、2002年パリ~ニースでは山岳賞も獲得している。
1998年クロアチアチャンピオン、2000年ツール・ド・ドゥー総合優勝、2004年GPルガーノ3位、2005年ツール・ド・ロマンディ総合15位、2006年ツール・ド・ロマンディ総合17位、2007年ツール・ド・ロマンディ総合19位



ゴラツ スタンゲリ
STANGELI Gorazd


1973.1.27生まれの35歳 スロベニア出身
1997年クルカでデビューし、1999年モビルベッタ・ノースウェア、2000年リクイガス、2002年ファッサボルトロ、2004年サエコ、2005年ランプレ、2008リクイガスにそれぞれ移籍し現在に至る。

主にアシストとして活躍しシモーニ、クネゴらなどをサポートし続けた選手。2000年スロベニアチャンピオンになるが、ドーピング違反により剥奪された経緯がある。ワンデーレースに強く、2000年パリ~トゥール5位、同年ジロ・デ・ロンバルディア9位、2005年ジロ・デ・ロンバルディア7位という結果を残している。




マウロ ダダルト
DA DALTO Mauro


1981.04.08生まれの27歳 イタリア出身
2005年リクイガスでデビューし現在に至る。

リザーブとして登録。ワンデーレースを中心にアシストとして参加。2007年ツアー・オブ・カタール総合19位に入る。




ヴィンセンソ ニバリ
NIBALI Vincenzo


1984.11.14生まれの23歳 イタリア出身
2005年ファッサボルトロでデビューし、2006年リクイガスに移籍し現在に至る。

リザーブとして登録。イタリア若手レーサーとして注目を集めるオールラウンダー。2007年ジロでディルーカのアシストとして活躍しながらも総合19位に入ったことを皮切りに、2008年ではジロはペッリゾッティを支えながらも総合11位に、ツールでは総合20位とグランツールで実績を残している。
2006年GP西フランス・プルエ優勝、2007年ジロ・ディ・トスカーナ優勝、2007年ジロ総合19位、2007年ツアー・オブ・スロベニア総合2位&第3,4ステージ区間優勝&ポイント賞、2008年リェージュ~バストーニュ~リェージュ10位、2008年ジロ総合11位、2008年ツール総合20位

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最後はリクイガス編です。
このチームの最大の注目はなんといっても出場停止明けのバッソ。
バッソにとって最初のレースがこのジャパンカップになることから、日本国内だけでなく世界中から注目を浴びています。そのため世界からの取材陣が多く来て例年以上にごった返すのでは?と個人的に予想しています。
バッソがエースとなることはほぼ間違いないと思いますが、ブランクをどこまで埋められるかがポイント。仮にバッソが勝負どころで脱落してもカールストロームやスタンゲリなど癖のある選手が控えているところが強みです。
またリザーブとして最近注目株のニバリが控えています。この選手も来てくれたらうれしいんだけど・・・って思っています。
by lanterne-rouge | 2008-10-19 22:07 | ジャパンカップ
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