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パリ~ニース 第六ステージ
2009.03.13 サン・ポール・トロワ・シャトー~ラ・モンターニュ・ド・リュール 182.5km

今年唯一の山頂ゴールとなった第六ステージ。メイン集団はASTがコントロールし先頭で逃げていた最後の一人フェイユー(AGR)を残り26.5kmのスプリントポイントで吸収する。この直後3級山岳を狙ってマルティン(THR)が前に出るが、山岳ポイントを過ぎるとスピードを落とし残り22.5kmで吸収される。
最後の山岳に入るとEUSが集団のスピードアップをはかり、フレチャ(RAB)、ファンデヴェルデ(GRM)らが脱落する。さらに集団からフォイクト(SAX)がアタックをかけると今度はガラテ(RAB)、ミラー(GRM)が脱落する。徐々に少なくなるメイン集団の中から残り8.6kmでV.エフィムキン(ALM)がアタックをかけるとコンタドール(AST)が反応し、集団が散り散りになる。スピードを上げるコンタドールに対しついてこれたのはF.シュレック(SAX)のみ。2人はフォイクトに追いつきかわし、後続から追いついてきたコロム(AST)と共に先頭集団を形成する。
スピードを上げるコンタドールに対しコロムらはついていくので精一杯。そしてついに残り6.1kmになると遅れ始め先頭はコンタドール一人となる。雪も残る山岳コースをコンタドールは快調に上り、トップのシャヴァネル(QST)との差を逆転。暫定リーダーに立ち今度は逆に差を広げていく。結局コンタドールは2位のF.シュレック、LL.サンチェス(GCE)に58秒をシャヴァネルに1分50秒の大差をつけステージ優勝。再び総合トップに躍り出た。

ステージ優勝:コンタドール(AST) 4:47:46
総合トップ:コンタドール(AST) 23:21:08
ポイント賞:ロレンツェット(LAM)
山岳賞:マルティン(THR)
新人賞:シールドライヤース(QST)

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<メモメモ>
シールドライヤース:イヴェール(SKS)と熾烈なマイヨブラン争いを演じる。マイヨジョーヌのシャヴァネルをアシストせずかわしてしまうが、指示があったのか終盤はシャヴァネルの所に戻りアシスト。

イヴェール(SKS):シールドライヤースとの直接対決。区間8位で入り結果的に16秒タイム差を縮める。総合でも8位にジャンプアップ。

ロワ(FDJ):序盤逃げに乗り山岳ポイントを加算するが、タイム差を広げられないことから集団に戻る。
by lanterne-rouge | 2009-03-14 19:39 | 2009プロツアー(ワンデー他)
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