カテゴリ:2004ワールドカップ( 11 )
【ワールドカップ第十戦:ジロ・デ・ロンバルディア】
2004.10.16 第九十八回ジロ・デ・ロンバルディア 246km

勝負どころに入りカーザグランデ(VIN)、バッソ(CSC)がメイン集団の前を強烈にひき始めると、総合トップのベッティーニ(QSD)がついていくことができない。メンバーが絞られたメイン集団はバッソを中心に先頭交代を繰り返し、ベッティーニとのタイム差を広げていく。そんな先頭集団からバッソが上りを利用して単独アタック。このアタックにライバルたちはついて行くことができず、バッソはGPMポイントを通過するが、下りに入りとメイン集団に吸収される。
その後メイン集団は、下りでスピードを上げたベッティーニ含む追走集団に吸収される。ここで、ソセンカ(ACQ)がカウンターアタック。これに反応したのは、ラスムッセン(RAB)、フリーゴ(FAS)、ノザル(LST)、ロドリゲス(SDV)、ナルデッロ(TMO)の五人のみ。ソセンカを中心としたこの五人から上りに入りノザルがアタック。メイン集団から抜け出したクネゴ(SAE)、バッソ、ボーヘルト(RAB)がノザルに追いつき、下りに入る。
下りに入るとクネゴがアタック。クネゴはスピードにのりバッソらを引き離すが、平坦に入ると吸収される。そして最後の上りに入るとバッソがアタック。ボーヘルト、エバンス(TMO)が追いつき三人に。下りでクネゴが追いつき、平坦に入るとナルデッロが追いつき勝負はこの五人の争いとなる。
そして1kmになると二人いるTMOからナルデッロがアタック。ナルデッロを追ってライバルたちがスピードを上げ追いついた瞬間に、エバンスがアタック。しかしこれを他のライバルたちも予想しいてすぐに追いつきTMOの逃げを許さない。残り距離が少なくなり、いよいよゴールスプリント。バッソがまずしかけるが、クネゴが一気にかわし追いかけるボーヘルトを振り切ってワールドカップ最終戦を制した。2位にはまたしてもボーヘルト。・゚・(ノД`)・゚・。3位にはバッソが入った。
ワールドカップ総合は、一時レベリン(GST)に遅れたものの、レベリンに追いついたあとは終始レベリンをマークして走ったベッティーニが3年連続3回目のワールドカップリーダーに輝いた。

優勝:クネゴ(SAE) 6:17:55
ワールドカップ総合:ベッティーニ(QSD) 340p
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by lanterne-rouge | 2004-11-21 13:32 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第九戦:パリ~ツール】
2004.10.10 第九十八回パリ~ツール 252.5km

25km付近からデッケル(RAB)らが抜け出し、残り60km付近で先頭はデッケル、クィンツァート(LAM)、タンキング(QSD)、ベルトー(RAG)そしてグセフ(CSC)の五人となり、集団とは3分30秒差。
この五人は先頭交代もスムーズに行っていたが、ベルトーが自転車交換を行った関係で先頭から脱落してしまう。残った四人はこの後も先頭交代を行い残り30km付近で1分41秒差前を先行する。
そして残り30km過ぎのゆるい上り坂に入ると、クィンツァートとタンキングがデッケルのスピードに付いていくことができず先頭から脱落してしまう。残り距離が少なくなってくると、残ったベルトーも先頭交代が苦しくなり、残り7.5km付近でデッケル共々、集団の一部に吸収されてしまう。
吸収後、先頭はアスタルロア(LAM)、フレチャ(FAS)、ケスラー(TMO)、デービス(LST)そしてデッケルの五人となるが、牽制が起こってしまいちぐはぐ状態となる。この流れを打ち切ったのはさっきまで逃げていたデッケル。最後尾から抜け出しをはかり見事に成功する。デッケルを追ってケスラーが一人で追いつくが残りのメンバーは集団に吸収される。デッケルは残り数百メートルでケスラーを振り切り、猛追する集団をかわしパリ~ツールを制した。
総合争いは、6位に入ったベッティーニ(QSD)がレヴェリン(GST)を13p上回り今期初めて首位にたつことに成功した。

優勝:デッケル(RAB) 5:33:03
ワールドカップ総合:ベッティーニ(QSD) 340pts
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by lanterne-rouge | 2004-11-04 19:55 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第八戦:チューリッヒ選手権】
2004.08.24 第九十一回チューリッヒ選手権 240.9km

バレド(LST)、ザブリスキー(USP)の二人が10km付近から逃げを決め、最大20分前後の差を集団につけることに成功。しかし、残り距離が少なくなるにつれ、タイム差が縮まり、8分をきったころ、パレンシティルの上りでサバリスキーがアタックをかける。しかし、下りに入ると逆にバレドが前を走り、結局平坦に入ると再び二人に戻る。
一方集団では残り一周が近づくにつれスピードを上げ、先頭の差は2分をきる。そしてついに先頭では、ザブリスキーが脱落。しかしバレドも集団から抜け出したカーザグランデ(LAM)、ツベルク(GST)、ヴィノクロフ(TMO)、ロジャース(QSD)の四人に抜かれる。
積極的に逃げようとするカーザグランデ、ヴィノクロフとは対照的に、ツベルク、ロジャースはそれぞれエースが控えているため、先頭交代には加わらない。そんなこともあり、この強力なメンバーも残り23km付近で吸収されてしまう。
このあともビラ(LAM)らがアタックを仕掛けるものの成功せず、最後の上りのヴェツウィルに入る。ここで、レヴェリン(GST)がアタックを仕掛ける。ライバルのベッティーニ(QSD)は下りを利用して、レヴェリンに追いつき、この二人にサボルテッリ(TMO)とフリーゴ(FAS)が追いつき先頭は四人へ。残り距離も少いことからこの四人で勝負かと思いきやまたまた集団においつかれ、結局スプリント勝負となる。
ゴールスプリントを制したのは、まっさきにロングスプリントをしかけた、ヒンカピー(USP)の横からあがっていったフレチャ(FAS)。フレチャは、ベッティーニを押さえ、ワールドカップ初優勝をとげた。一方ベッティーニはまたまた二位となった。

優勝:フレチャ(FAS) 6:13:25
ワールドカップ総合:レヴェリン(GST) 314pts
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by lanterne-rouge | 2004-09-16 20:14 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第二戦:ツール・ド・フランドル】
2004.04.04 第八十八回ツール・ド・フランドル 257km

残り38km付近で序盤から先頭集団に加わっていたディールクセンス(LAN)が中盤での遅れを挽回し、ひとりで先頭の七人に追いつくことに成功する。
一方、これといった動きがなかった集団で、ブリュイランツ(CHO)、イワノフ(TMO)、ボーヘルト(RAB)らがアタックを仕掛ける。これをきっかけに集団の動きが活発になり始める。
残り21km付近でイワノフ、ヒンカピー(USP)、ファンボン(LOT)が先頭グループに追いつく。しかし、この先頭グループは「N0.9 ミュールの丘」にて、集団に吸収される。
そして、ここで抜け出しに成功したのは、ブリュイランツ、ホステ(LOT)、ヴェセマン(TMO)の三人。これを追うのは、デッケル(RAB)、ファンボン、クリアー(TMO)の三人。ファンボン、クリアーは前にチームメイトがいるため先頭交代に加わらないため、この二つのグループのタイム差は徐々に広がっていく。しかし、先頭のホステは序盤の逃げ集団に加わっていたため、先頭交代できず、不利を悟ったLOTはファンボンを先頭交代に加わらせ、前を追うことにする。
しかし、前の三人は逃げ切りに成功。
この三人のうち、まず残り1kmでまずブリュイランツがアタック。ヴェセマンは自分でこれを追わず、ホステの引きを利用し、ブリュイランツに追いつく。そしてホステのアタックを利用し、ヴェセマンがスプリント。フランドル史上二人目のドイツ人制覇となった。

優勝:ヴェセマン(TMO) 6:01:33
ワールドカップ総合:フレイレ(RAB) 103pts

ようやくフランドル更新^^;
フランドルとは相性が悪いのかビデオ失敗します・・・。
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by lanterne-rouge | 2004-09-12 18:18 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第七戦:クラシカサンセバスティアン】
2004.08.07 第二十四回クラシカサンセバスティアン 227km

先頭のレイフェマー(RAB)とプラザ(KEL)にスタンゲリ(SAE)が追いつき先頭は三人に。
残り40kmをきったところで上りを利用し、レイフェマーがアタックをかけ一時は単独首位となるが、ベッティーニ(QSD)自らがひく二十人ほどのメイン集団に吸収されてしまう。
さらにこの先頭集団は、七人まで絞られこのレース最大のポイントとなる峠、ハイスクベルの山頂を通過する。
この山頂をウルリッヒ(TMO)を含んだ追走集団が約1分遅れで通過。しかし、下りに入りウルリッヒにパンクのアクシデント。しかも、オフィシャルカーから車輪を交換しようとするもウルリッヒが使用している自転車との車輪が合わず、大きなタイムロスが生じてしまう(なんか今年のウルリッヒはいつも以上にツキがない気がする・・・)。
一方先頭の七人は、下り終わり平坦に入ると、マルティネス(REB)がアタック。
しかしこのアタックは最後の山岳に入る前に吸収される。その後も、セラノ(LST)、マルティン(SDV)、トーチニヒ(GST)がアタックをかけるもののどれも決まらず、ゴールスプリント勝負となる。
レヴェリン(GST)とベッティーニがそれぞれマークしあうなか、ロングスプリントをしかけたのはマルティン。ベッティーニが急いで反応したもののわずかに及ばずマルティンが勝利を収めた。スペイン人としてはなんと1990年のインデュライン以来の勝利となった。

優勝:マルティン(SDV) 5:18:35
ワールドカップ総合:レヴェリン(GST) 287pts
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by lanterne-rouge | 2004-08-31 20:49 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第六戦:HEWクラシック】
2004.08.01 第十回HEWクラシック 250.3km

序盤から逃げていたメンバーの最後の一人ライネリンク(CHO)が残り56km付近でつかまり、集団がひとつになり周回コースに入る。
三周目の周回に入り、ヴァーゼベルグの上りで、ベッティーニ(QSD)がスピードを上げると、集団は分裂する。そして四周目に入ると、今度はメルクス(LOT)、デッケル(RAB)が次々とアタックをかけ、集団の人数を減らしていく。
そして、最後の周回のヴァーゼベルグでベッティーニ、アスタルロア(LAM)、レヴェリン(GST)が抜け出すことに成功。メンバーもよくこのまま三人で逃げ切れるかと思いきや、地元ウルリッヒ(TMO)を含んだ追走集団が三人を吸収する。
しかし吸収する瞬間にジルベール(FDJ)がカウンターアタック。これにボッソーニ(LAM)が加わったものの、集団はこの逃げを許さない。つぎにメルクスがカウンターをかけるもののこれも失敗。先頭集団でこのような争いが繰り広げてる間に、遅れていたメイン集団がなんと残り6km付近で先頭集団に追いつき、そのままゴールスプリントへ。
ホンド(GST)、パオリーニ(QSD)らがエースのために列車を形成するも、ゴールスプリントを制したのは、オグレディ(COF)。ワールドカップ初優勝で、総合争いも上位に浮上してきた。
二位にはハンドルを叩いてくやしがったベッティーニ。三位には世界チャンプのアスタルロアが入った。

優勝:オグレディ(COF) 5:51:39
総合トップ:レヴェリン(GST) 232pts

HEWクラシックって今年で10回目??
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by lanterne-rouge | 2004-08-28 21:10 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第五戦:リェージュ~バストーニュ~リェージュ】
2004.04.25 第90回リェージュ~バストーニュ~リェージュ 258.5km

特に大きな動きがないまま終盤戦に入り、ラスト二つ目の上り坂で、主要集団はランダルーチェ(EUS)とシンケビッツ(QSD)を吸収する。ここでカウンターでアタックを仕掛けたヴァンペテヘム(LOT)。しかし、それを利用してボーヘルト(RAB)がアタックを仕掛け、これが成功する。ボーヘルトについてこれたのは、レヴェリン(GST)とビノクロフ(TMO)のみ。
そして、ゴール前最後の上り坂でこの三人からビノクロフがアタック。レヴェリンはビノクロフを直接追うことなく、痺れを切らしたボーヘルトが追った後にぴたりとつける。次に、ボーヘルトがアタックすると、今度はレヴェリンが反応し二人はビノクロフに距離を開けることに成功し、ゴールスプリントへ突入。
まるで一週間前の、アムステルゴールレースの再現となった二人の一騎打ちは、なんと結末も一緒。クレバーにレース展開を進めたレヴェリンがボーヘルトをかわし、史上初の春のクラシック三連勝を成し遂げた。

優勝:レヴェリン(GST) 6:20:09
ワールドカップ総合:レヴェリン(GST) 200pts
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by lanterne-rouge | 2004-08-14 09:48 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第四戦:アムステルゴールドレース】
2004.04.18 第39回アムステルゴールドレース 250.7km

有力勢で最初にアタックをかけたのは、ベッティーニ(QSD)。
このアタックに反応できたのは、レヴェリン(GST)、ボーヘルト(RAB)、ケスラー(TMO)、ヴァンペテヘム(LOT)、ディルーカ(SAE)の五人だけ。
この五人からレヴェリンがアタックすると、ついてこれたのはボーヘルトのみ。
この二人の逃げは、徐々に広がり残り9km付近で32秒差まで広がる。
彼らは後続の四人に追いつかれることもなく、ゴールスプリントへ。
レヴェリンが前をひく中、ボーヘルトが仕掛ける。
しかし、レヴェリンはしっかりとボーヘルトをマークし、ゴール前にてボーヘルトをかわし優勝。ボーヘルトは積極的に動きながらも、無念の二位に。三位には、ベッティーニが入り、今シーズン初めてクラシックハンターが表彰台を独占した。

優勝:レヴェリン(GST) 6:23:44
ワールドカップ総合:ヴェセマン(TMO) 116pts
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by lanterne-rouge | 2004-08-09 20:12 | 2004ワールドカップ
クラシカサンセバスティアン 号外速報!
ちょっとうれしかったので号外です。
以下優勝者ネタばれありです。
J-SPORTSの放送前なので知りたくない人は見ないでください。

ミケーレアンヘル マルティン(SDV)がみごとワールドカップ第七戦 クラシカサンセバスティアンを制しました!
SDVにとってビックレース制覇は初めてのこと!
マルティン自体あまり知らない選手なんですけど(ぇ?)、すごーくうれしいです。
正直SDV自体春先からレースには出てるんですけど、結果があんまりぱっとしないんですね^^;
ツール・ド・スイスでイェーカーが目立ったくらいで。
そんなわけでこのニュースはうれしいかぎりです。

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by lanterne-rouge | 2004-08-08 09:52 | 2004ワールドカップ
【ワールドカップ第三戦:パリ~ルーべ】
2004.04.11 第102回パリ~ルーべ 261km

今年のパリ~ルーべ、集団が絞られたのは、No.15の石畳”アーレンバーグ”。
バイクも転倒するぐらいの石畳で集団は、およそ20人になる。
ここから実力者たちがつぎつぎアタックを仕掛ける。
キルシプー(A2R)、ミュセーウ(QSD)、ホイ(CSC)らが次々にアタックを仕掛けるがなかなか決まらない。
そして、No.5の石畳で前年優勝者のヴァンペテヘム(LOT)がなんとパンクで脱落。
No.4の石畳を終えるころになると、先頭はミュセーウ、カンチェラーラ(FAS)、バックステッド(ALB)ら5人になる。これを追ってヴァンペテヘムが猛追するが、その差25秒前後でなかなか縮まらない。そしてこのまま5人での争いかと思いきや、No.2の石畳でミュセーウがパンクし脱落してしまう。ミュセーウは、ヴァンペテヘムと合流し前を追うが、追いつくことができず、4人でのゴールスプリント。スプリント力で上回ったバックステッドが勝利し、伝統のパリ~ルーべを制した。このレースで引退のミュセーウはヴァンペテヘムと肩をたたきあい一緒にゴール。また一人偉大な選手がいなくなりました。走っている姿を見れないのは残念ですが、おつかれさまでした。

優勝:バックステッド(ALB) 6:40:26
ワールドカップ総合:ヴェヒマン(TMO) 110pts
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by lanterne-rouge | 2004-08-03 21:37 | 2004ワールドカップ