カテゴリ:2008ヴェルタ・エスパーニャ( 23 )
ヴェルタ・エスパーニャ 第二十一ステージ
2008.09.21 サン・セバスチャン・デ・ロス・レイス~マドリード 102.2km

ついに迎えたヴェルタ最終日。グランツール特有の凱旋レースとなる中、マドリード市内周回コースに入るとオルテガ(ACA)、マルティネス(KGZ)がアタックを仕掛けいよいよ最後の戦いがスタートする。この2人のアタックはすぐに吸収されたが、続いてアタックしたロセンド(ACA)、ビンディ(LAM)、アニョーリ(LIQ)は集団に30秒前後差をつけることに成功する。集団はこの3人を泳がせ続け周回コースをこなし、残り距離が少なくなると詰め始めラスト2周回に入って吸収する。COF、C.A、CSC、MRMが先頭交代をする中残り5kmでEUSトレインが先頭にかぶせてくるが、残り4kmで崩壊。主導権争いが激化し不安定状態となる中、残り3kmで落車が発生し集団が分裂してしまう。結局どのチームも主導権を取れないままゴールスプリントとなり、ヴィガーノ(QST)、ブレシェル(CSC)、ウソフ(ALM)がそれぞれ単独でスプリントをかける中、ブレシェルが頭一つ抜け出しそのまま逃げ切りステージ優勝。最終日にしてうれしいヴェルタ初勝利を手にすることとなった。一方総合優勝はコンタドール(AST)が無事集団ゴールし、グランツール全制覇を3連勝という見事な形で達成することとなった。

ステージ優勝:ブレシェル(CSC) 2:44:39

マイヨオロ:コンタドール(AST) 80:40:08
マイヨプントス:ヴァンアフェルマート(SIL) 158pts
マイヨモンターニャ:モンクティエ(COF) 149pts
マイヨコンビナーダ:コンタドール(AST) 6pts
チーム賞:GCE 241:20:38

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本当にやってしまった、グランツール全制覇!お見事です。早々と有利な状態に立ち、最後までレースを支配した実力はたいしたものです。今後どこまで勝ち続けるか、また誰がこの先コンタドールを止めるのか興味深いです。来年はランスの復帰、そしてなによりバッソが復帰してきます。彼らとコンタドールがどのように戦うか、今から非常に楽しみです。
2位のライプハイマー。アシストをしながら2位に入ったこの人もやっぱり強いですね。たらればだけどコンタドールと違うチームだったら果たしてどうだったのだろう?栗村さんが言うようにプレッシャーの違いがあるから、結果はわからないけど見てみたかったなぁ。
3位のサストレ。ツールでの疲れもありながら、表彰台に立った安定性は見事としか言いようがありません。彼を過小評価していた自分にものすごく反省です。他のレースもあり、ツールのようなベストメンバーで望めなかったCSCなので、最強布陣で臨んでいたらこちらも結果は違ったかもしれませんね。
4位のモスクエラ。前評判どおりの力を十二分に発揮してくれました。表彰台、ステージ優勝は惜しくも逃したのは残念ですが、孤軍奮闘がんばったと思います。
7位のゲシンク。初めてのグランツールで、しかもシーズン初めのレースから上位争いを繰り広げてのトップ10入りなのでこれはかなりすごいことだと思います。今年始まる前から一番注目していた選手なので今年の彼の活躍ぶりはすごくうれしかったです。
8位のモンクティエ。ついにタイトルゲット!ツール山岳でもちらほらと活躍はしていたのですが、山岳賞には驚き。しかも総合8位とは早くも来年が楽しみです。シャバネルとともにフランスを沸かせて欲しいですね。
そして最後にASTのアシストたち。落車の影響もあり完全にアシストに回ったクレーデン。山岳に入ると真っ先に集団を引き始め人数を絞る働きを見せたパウリーニョとルビエラ。彼らの働きも目を見張るものがありました。彼らの働きがあってのコンタドールのヴェルタ優勝。心からASTの勝利を祝福したいと思います。おめでとう!
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by lanterne-rouge | 2008-09-23 11:19 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第二十ステージ
2008.09.20 ラ・グラニャ・デ・S.I~アルト・デ・ナバチェラーダ 17.1km

一級山岳で開催される山岳個人T.T。1190mから上り始め、1870m地点にゴールするきびしいコース設定になっている。トップタイムが次々と更新される中、ついにトップ10の選手がスタートする。バルベルデ(GCE)が最初の計測ポイントである9km地点をカザール(FDJ)に続くタイムを叩きだす。勢いが衰えないバルベルデはそのまま12km地点でトップに立ち、この時点で総合5位に躍り出る。得意の山岳で持ち前の上りの力を十二分に発揮したバルベルデはそれまでの暫定トップタイムのモンクティエ(COF)のタイムを37秒上回りトップに立つことに成功する。
しかし、このバルベルデのタイムを更新したのが総合2位のライプハイマー(AST)。ライプハイマーは2つの計測ポイントをそれぞれ更新し、ゴール地点でバルベルデのタイムを31秒上回りゴール。これを追ったコンタドール(AST)だったが、後半になり徐々に遅れ始め終わってみれば31秒遅れの2位でゴールしたことで、ライプハイマーがステージ優勝。総合で46秒差につめより最終日を迎えることとなった。

ステージ優勝:ライプハイマー(AST) 00:33:06
総合トップ:コンタドール(AST) 77:55:29
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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平均時速31kmってなんだぁ(笑
速いな、ライプハイマー。
バスク一周の山岳T.Tを見ているだけに、まさかコンタドールが負けるとは思わなかったよ。
脱帽です。

全く関係ないことですが、久しぶりにカウンターがぶっ壊れています(笑
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by lanterne-rouge | 2008-09-21 20:22 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十九ステージ
2008.09.19 ラス・ロサス~セゴビア 145.5km

中盤までに1級山岳を二つ擁する最後の山岳ステージ。ディグレゴリオ(FDJ)、キリエンカ(TCS)ら13人が先行していたが、最後の山岳に入り集団からサストレ(CSC)、モスクエラ(KGZ)がアタックをかけると一気に追いつかれてしまう。
コンタドール(AST)を含む20人ほどの集団となった先頭は下りに入ると、キリエンカ、アロヨ(GCE)、ルベ(ALM)が抜け出し、再び逃げを開始する。残り30kmで1分近い差をつけるが、メイン集団をGCEが牽いている事もあり、アロヨは先頭交代に加わらない。そのため、差は1分以上開くことはないが、差も縮まらずこう着状態のまま終盤に入る。
そして残り10kmゴール地点を通過し丘に入ったところでキリエンカがスピードを上げるとルベが脱落。キリエンカはアロヨを引きつれラストスパートをかける。GCEが必死になって2人を追いかけるがキリエンカのスピードとほぼ同じでその差は縮まらない。残り1kmで20秒まで近づきゴールまでの直線に入るとようやく二人を視界に捕らえるが捕まえることができず、ステージ優勝は2人の争いとなる。
最後まで逃げ切った2人は残り150mになり、ここまで付き位置状態であったアロヨがスプリントをかけると、キリエンカには、もはやついていく力は残っておらずアロヨがあっという間に差をつけそのままステージ優勝。アシストとしてここまでがんばってきたアロヨにとって、うれしいステージ優勝となった。

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サストレ、モスクエラGJ!最後まであきらめず、戦う姿勢を感じました。
キリエンカもすばらしかった。勝てなかったのは残念だけど記憶に残る走りを見せてくれました。
アロヨはフォイクトにはなれないですね。
グランツール初勝利を取るか、名声を取るか難しい選択でしたけど。
ところでバイクの転倒は大丈夫だったのでしょうか?
カメラがあんなふうになるのははじめて見ました。怖いですね。


放送でも何度もご紹介がありましたが、ゴール地点のセゴビアは世界遺産に登録されています。
タイミングよく今月初めに世界遺産でテレビ放送があったので、見てた方も多いのでは?市街地も綺麗なので一度は訪れたいところですね。それにしてもシンデレラにスペインっていうイメージがわかないのはボクだけでしょうか・・・。
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by lanterne-rouge | 2008-09-20 19:37 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十八ステージ
2008.09.18 ヴァリャドリド~ラス・ロサス 167.4km

クエスタ(CSC)、ランダルーチェ(EUS)、ベッティーニ(QST)、フレチャ(RAB)、ヴァンアフェルマート(SIL)ら18人の逃げが決まり、集団とは残り45kmで7分7秒差をつけている。この18人の逃げがほぼ決定的となり、本日唯一設定されている3級山岳に入るとベッティーニがペースをあげ始める。これをきっかけに18人の戦いが始まり、ペレス(EUS)がまず抜け出しに成功する。しかし、残り20km付近で吸収されここからアタック合戦が始まる。
フレチャ、ガルシアアコスタ(GCE)、ルモワンヌ(C.A)が積極的に仕掛けるが、大きな逃げにはならずすぐに捕まってはカウンターという流れが繰り返されるが、残り5kmでエレロ(KGZ)がアタックをかけると残りのメンバーはお見合い常態となり、逃げが決まってしまう。単独となってエレロだったが、残り2kmでキリエンカ(TCS)、ロッシュ(C.A)、エルビッティ(GCE)に追いつかれ4人でゴールスプリントとなる。
残り500mをキリエンカ先頭で突入し、ロッシュがまずこれをかわし先頭に立つ。ロッシュの加速にキリエンカは脱落し、エレロも少し離されてしまう。しかし、ロッシュの行動のタイミングが速すぎたため失速してしまい、エルビッティに逆転をされてしまう。トップに立ったエルビッティはそのままトップを譲らすステージ優勝。まだまだ無名といっても良いエルビッティがメジャーレースで金星となる1勝を勝ち取った。

ステージ優勝:エルビッティ(GCE) 3:53:17
総合トップ:コンタドール(AST) 73:54:38
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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ロッシュについて書こうとした矢先に大活躍。書く必要がなくなってしまった気が・・・(笑
ステージ優勝のエルビッティについては全く知りませんでした。
こういう選手が勝つと結構うれしいです。

栗村さん言っちゃった(笑
でも本当そう思います。
ただ、まだ2人とも若いのでもう一年だけ様子を見ようかなと個人的に思っています。
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by lanterne-rouge | 2008-09-19 16:29 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十七ステージ
2008.09.17 サモラ~ヴァリャドリド 148.2km

サンチェス(ACA)、オリリョ(RAB)の2人が逃げている。集団は2人を泳がせつつもその差を詰め始め、残り23kmで2分7秒とする。残り17km付近横風区間に入った集団で中切れが発生し、集団が分裂するが、遅れた集団が見事なリカバリーを見せ、残り10kmで再び合流することに成功する。
その後、先頭の2人を吸収した集団は、各チーム入り混じった列車ができそのままゴールスプリントに入る。デュケ(COF)が真っ先に仕掛けるが、これを中央からウェイラント(QST)がかわしトップに立つ。これを追ってサイドからウソフ(ALM)、後方からブレシェル(CSC)が迫り最後は横一線でゴールラインを通過するが、ウェイラントが2人を上回りステージ優勝。ベルギーの新星が将来を予感させる見事なステージ優勝を挙げた。

ステージ優勝:ウェイラント(QST) 3:18:48
総合トップ:コンタドール(AST) 69:53:52
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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十七ステージで初めてヴェルタ版フィラーがあるのを知りました(遅
保存をしておかなければ。
世界戦Tシャツできたらしいですよ。つここ
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by lanterne-rouge | 2008-09-18 22:54 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十六ステージ
2008.09.16 ポンフェラーダ~サモラ 186.3km

ロセンド(ACA)、ペドラザ(TCS)の2人が逃げている。集団との差は残り91kmで4分3秒、残り69kmで3分35秒、残り20kmで1分53秒となる。この付近になると集団も本格的に追い始め、残り7km手前で2人を吸収する。この後LIQ、EUSの主導権争いが起こる中、フレチャ(RAB)がアタックを仕掛ける。しかし、抜け出すまでには至らない。
そして残り4kmを切るとQSTが主導権をとり列車を形成し、その列車から残り150mでボーネン(QST)が飛び出す。ボーネンは番手につけたポッツァート(LIQ)を退けステージ優勝。QSTの完璧なチームプレーによる見事な勝利であった。

ステージ優勝:ボーネン(QST) 5:21:16
総合トップ:コンタドール(AST) 66:35:04
ポイント賞:コンタドール(AST)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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星条旗取られた! 以上!!(笑
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by lanterne-rouge | 2008-09-17 21:14 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタちょっと気になるあの選手①
(たぶん)全2回シリーズの第1回。初回は、

ジョンガドレ

1979年4月22日生まれの29歳。
プロデビューは2004年ショコラートジャックより。
この後ジャルタズィを経て2006年アージェードゥゼルに加入し、現在に至る。
ロードで大きな勝利はないが、2度フランスシクロクロスチャンピオンに輝いています。

今回のヴェルタでは第15ステージ終了現在で総合18位(20分8秒遅れ)で、山岳ステージにてコンスタントに上位に入っているクライマーです。
ちなみに今年のヴェルタ山岳ステージでの順位とトップのコンタドールとのタイム差を見ると以下のとおりとなっています。

第七ステージ  38位 7分20秒
第八ステージ  13位   48秒
第十三ステージ 15位 4分52秒
第十四ステージ 10位 1分00秒

と、第七ステージでブレーキとなっている以外はそれなりのタイム差でゴールしています。自らアタックするところまでにはまだ至っていませんが、総合上位陣についていけるだけの力を持っているので、来期以降この選手化けるかもしれません。個人的にはビランク2世はこの人なんじゃないかなって今思っています。要チェックです。
ちなみにクライマーなだけに個人T.Tは苦手。

第五ステージ  132位 5分01秒

とちょっと寂しい結果に(笑
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by lanterne-rouge | 2008-09-16 22:38 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十五ステージ
2008.09.15 クディレッロ~ポンフェラーダ 202km

残り37km付近からヌイエンス(COF)、ジルベール(FDJ)らが抜け出し、さらに合流する選手が現れ合計17人の逃げ集団が形成される。これをメイン集団は完全に容認し、その差は一気に広がっていく。
早くもステージ優勝はこの17人に絞られ、この中からアタックが頻繁に起こるが抜け出すまでには至らない。そんな中レースも終盤に入りアリエタ(ALM)が約50秒ほど先行するが、残り17kmを切ると吸収されてしまう。そして山岳ポイントはないものの10%を越える勾配を擁する丘に入ると、万を持してガラテ(QST)がアタックをかける。ガラテは得意の上りを利用して差をつけようとするが、ヌイエンス、アロヨ(GCE)、ガルシア(KGZ)に捕まり4人のまま残り10kmを通過し、下りに入る。
この下りで今度はアロヨが仕掛けるが、平坦に入ると再び4人に戻り、ヌイエンスがアタックを仕掛ける。ヌイエンスは5秒ほど先行するが、協調性を持った3人に吸収されてしまう。この後もアロヨ、ヌイエンスが積極的に仕掛けるが決まらない。そして、ここまで大きな動きを見せなかったガルシアが仕掛けると残された3人は牽制状態になり、ガルシアの逃げが決まってしまう。
あっという間に12秒の差がつき、焦りを見せたヌイエンスが残り1kmでアタックをかけるがときすでに遅く、ガルシアが逃げ切りステージ優勝。チームにとって価値のあるステージ優勝をもたらすことに成功した。

ステージ優勝:ガルシア(KGZ) 5:02:27
総合トップ:コンタドール(AST) 61:13:48
ポイント賞:コンタドール(AST)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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今日はお休みステージ!メイン集団もボクも(笑
T.Tまではこんな調子が続くのかな~。

ゴール地点で見かけた城壁は、テンプル騎士団のお城だそうです。立派でしたね。
そしてこの地も、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路という名称で世界遺産に登録されています。ていうかスペインって世界遺産多いですね。
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by lanterne-rouge | 2008-09-16 21:12 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十四ステージ
2008.09.14 オヴィエド~フェンテス・デ・インビエルノスキー場 158.4km

3級山岳3つ、1級山岳3つの山岳ステージ。今日は序盤よりアタックが頻繁に起こり最終的に逃げを決めたのはシャバネル(COF)、クネゴ(LAM)、ランダルーチェ(EUS)ら11人。この中から最後の山岳を前にしてシャバネルがアタックをかけると先頭は、シャバネル、ヴァンホールン(CSC)、マヨス(KGZ)、ヴェリトス(MRM)の4人が抜け出しに成功する。しばらくの間この4人で逃げ続けるが、残り17km付近でヴァンホールンが抜け出しに成功し単独トップに立つ。
これを追うメイン集団はGCEが先頭を牽き先頭集団から遅れた選手を次々に吸収する。メイン集団から数人の選手がアタックをかけるがどれもすぐに吸収し、残りは先頭のヴァンホールン一人となる。そんな中、ヴァンホールンを視界に捕らえた集団の中からまずガラテ(QST)がアタック。ガラテはヴァンホールンをかわしトップに立つが、時同じくして総合争いが開始され、有力勢が動き始めてしまう。
サストレ(CSC)、パウリーニョ(AST)が動く中、メイン集団の先頭にモスクエラ(KGZ)が登場すると一気に集団のスピードがアップする。すると、メイン集団はモスクエラ、コンタドール(AST)、ライプハイマー(AST)、バルベルデ(GCE)、サストレ(CSC)の5人となり、この5人の中からバルベルデ、サストレが突然脱落し、先頭は3人となる。3人となっても先頭を牽くのはモスクエラ。モスクエラをマークするだけでよい2人のASTは終始後ろを追走し続ける。
そしてゴールまで残り1.3km付近になった頃、ついにコンタドールがアタックをかける。切れのあるコンタドールのアタックに、ここまで力を使ってきたモスクエラは反応できずその差は一気に広がってしまう。トップに立ったコンタドールは後ろを振り返りながらもダンシング走行し、二日連続のステージ優勝を達成。ゴール前両手を広げ喜びを表現しながらも最後はお馴染みのポーズでゴールした。

ステージ優勝:コンタドール(AST) 4:16:01
総合トップ:コンタドール(AST) 55:56:58
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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このステージでかなり総合優勝争いが絞られました。
あと残すところ大きな勝負どころは第二十ステージの山岳T.Tのみ。
大崩れしないかぎりはこのまま行ってしまいそうだけど・・・どうなんでしょう?
コンタドールはまだ若いし今後もヴェルタで勝つチャンスはあると思うけど、ライプハイマーは・・・。でも同じチームだしねぇ。仕方ないのかな。

今日の出発地だったオヴィエドも世界遺産に登録されています。
今年のヴェルタは世界遺産に関係するところをよく通りますね。
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by lanterne-rouge | 2008-09-15 20:34 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ
ヴェルタ・エスパーニャ 第十三ステージ
2008.09.13 サン・ビセンテ・デラB~アルト・デル・アングリラ 209.5km

今年のヴェルタ最大の注目ステージとなる第十三ステージは、4つの山岳を越え最後に20%以上の勾配を擁するアングリラにゴールする最難度の山岳ステージ。
アングリラの前の一級山岳コルダル峠に入ると先頭の3人からユルコ(MRM)、チャリンギ(SIL)が脱落しケルヌ(C.A)一人となる。これを追う集団もASTがスピードを上げ始め集団の人数を絞り始め、ケルヌから遅れること2分9秒遅れで山頂を通過する。しかし、下りに入った集団でアントン(EUS)が落車してしまうアクシデントが発生。アントンは勝負所を前にそのままリタイアしてしまう。
不運があった集団はアングリラ峠に入り、ここまで健闘してきたエゴイマルティネス(EUS)を引き離し、ケルヌを吸収して、勾配が厳しい区間に突入する。ここまで牽いていたルビエラ(AST)が後ろに退き、ライプハイマー(AST)が牽き始めると先頭は、コンタドール(AST)、ライプハイマー、バルベルデ(GCE)、ロドリゲス(GCE)の4人となる。この4人から残り6km手前でバルベルデがアタックをかけるとライプハイマーが脱落し、先頭は3人に。ロドリゲスがバルベルデのためにリズムを作り、それに合わせてバルベルデもスピードを上げ、一人となったコンタドールを苦しめようとするが、コンタドールはまだ余裕たっぷり。逆に勾配が緩いところでコンタドールがアタックをかけると、2人は着いていくのが精一杯となってしまう。そして、残り4km再びスピードを上げたコンタドールに、ついにバルベルデが着いて行けず脱落し、ロドリゲスもすぐに遅れ始め、先頭はコンタドール一人となる。
一人となったコンタドールはこのあと独走態勢に入り、遅れたライバル達に対し差を広げていく。何重にも取り巻く観客の間を走りぬけたコンタドールは、ゴールラインまで全く力を緩めずフィニッシュ。最後はお馴染みのポーズでゴールし、ついに総合トップに躍り出た。

ステージ優勝:コンタドール(AST) 5:52:34
総合トップ:コンタドール(AST) 51:41:17
ポイント賞:ヴァンアフェルマート(SIL)
山岳賞:モンクティエ(COF)
複合賞:コンタドール(AST)

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予想通りの結果になってしまった。やっぱりこの人強い・・・。別格だ。
この人の独走を許さないためにもやっぱりバルベルデにはがんばってもらわないとだ。
今日のバルベルデは、前回の遅れた分の鬱憤を晴らすかのような見事な走り。
コンタドールには置いて行かれたけど、最後の粘りは立派でした。
あとアントンは非常に残念。コンタドールに対抗できるクライマーだっただけに、最後のアングリルは走らせて上げたかった。彼には来年また良い走りを見せてくれることに期待しています。


話変わってジャパンカップ。
前日のイベントを見たいので初めての一泊観戦と息巻いていたのですが、ホテルが全く空いていない(笑
一ヶ月前に予約を取ろうとする自分も自分ですが、ここまで空いていないのは全く想像もしていませんでした。仕方がないから今年も日曜日だけにしよう!と思っていたら、さらに悪い知らせが・・・。
し、仕事!?
そんなー。あんまりだよ・・・。一年に一度の楽しみなんだから、他の日に変えてくれよぉ><
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by lanterne-rouge | 2008-09-14 17:31 | 2008ヴェルタ・エスパーニャ