カテゴリ:2010ツール・ド・スイス( 9 )
第74回ツール・ド・スイス 第九ステージ
2010.06.20 リースタル~リースタル 26.9km

1位から7位までのタイム差が1分以内、12位までが2分以内と僅差で迎えた最終日の個人T.T。後半に入りトップタイムはバッラン(BMC)。このタイムをカンチェッラーラ(SAX)が1分3秒更新に成功する。このタイムを目標にザブリスキー(GRM)が11.4km地点の中間計測ポイントで17秒上回りゴールを目指す。しかし後半に入り伸び悩んだザブリスキーは11秒9遅れの2位でフィニッシュする。
カンチェッラーラがこのまま優勝かと思われたが終盤に入り、マルティン(THR)が16秒更新に成功する。マルティンは中間計測ポイントを3位で通過するが、後半一気に盛り返し見事カンチェッラーラのタイムを打ち破った。
そして注目の総合優勝争いは残念ながら再び降り始めた雨により、各選手ともタイムが上がらない。そんな中F.シュレック(SAX)が中間計測ポイントから好タイムをマーク。ゴールでも1分13秒遅れでゴールし、ゲシンク(RAB)を待つことになる。そのゲシンクも序盤より苦戦を強いられ中間計測で16分42秒と大幅に遅れてしまう。後半になってもこの遅れを挽回できず結局2分19秒遅れの40位でフィニッシュ。ゲシンクは総合トップから陥落し、F.シュレックが逆転でうれしい総合優勝に輝いた。

ステージ優勝:マルティン(THR) 0:32:21

総合優勝:F.シュレック(SAX) 35:02:00
総合2位:アームストロング(RSH) +12
総合3位:フグルサング(SAX) +17

ポイント賞:ブルグハード(BMC) 50pts
スプリント賞:フランク(BMC) 16pts
山岳賞:フランク(BMC) 49pts
チーム賞:チームサクソバンク(SAX) 105:03:40

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逆転はあると思っていたけど、それはアームストロングだとばかり・・・。
まさかF.シュレックが勝つとは思わなかったですw
それにしてもスイスは最終日逆転が多いですね。
T.T逆転だとどうしてもイェーカーを思い出します。
今は何をやってるんだろう??
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by lanterne-rouge | 2010-06-21 21:03 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第八ステージ
2010.06.19 ヴェッツイコーン~リースタル 172.4km

3級山岳4つ擁する中級山岳ステージをダニエルソン(GRM)、キオレック(MRM)ら9人が逃げを決める。3つ目の山岳に入り、この中からモンフォール(THR)がアタックをかけ、先頭はいくつかのグループに分かれる。ロハス(GCE)、ダニエルソンらが合流し先頭は6人となるが残り29kmになると再びモンフォールがアタックをかける。このアタックにロハス、ファリアダコスタ(GCE)が追いつき先頭は3人となる。しばらくはこの3人が先頭で走るが、残り23kmになるとカザール(FDJ)、ダニエルソン、ノードハウグ(SKY)が追いつき再び先頭は6人となる。
周回コースに入っても6人の争いは行われるが抜け出しては合流を繰り返し、なかなか決定的なアタックが決まらない。残り10kmになりファリアダコスタがアタックするとこれがようやく決まり単独の逃げが成功する。ファリアダコスタを追ってモンフォールが追うが、背後にロハスがぴたりとマークに入りモンフォールを抑え付ける。チームメートのアシストもありファリアダコスタは15秒前後のアドバンテージを得てゴールまでひた走る。そしてそのままゴール前にやってきたファリアダコスタがステージ優勝。2位にもロハスが入りGCEが1,2フィニッシュを成し遂げた。
一方メイン集団は、RAB、CTTが牽いていたが先頭の逃げが容認されると一転総合に向けた争いとなる。残り30kmを切るとフグルサング(SAX)がまずアタックし、さらに残り25kmでチュルカ(EUS)のアタックをきっかけに次々と集団から抜け出す選手が現れる。これにRABは反応して潰しにかかるため、一人また一人とアシストが減っていってしまう。この動きにカッラーラ(VAC)、ロドリゲス(KAT)、フグルサングがアタックし抜け出しを図り、ゲシンク(RAB)は防戦一方に追い込まれてしまう。なんとか最後まで彼らのアタックを抑え込んだゲシンクは総合トップを守りきり最終日の個人T.Tを迎えることになった。

ステージ優勝:ファリアダコスタ(GCE) 4:10:32
総合トップ:ゲシンク(RAB) 34:27:47
ポイント賞:ブルグハード(BMC)
スプリント賞:フランク(BMC)
山岳賞:フランク(BMC)

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このステージで余計な体力を使ってしまったゲシンクに勝機はあるのか?
それともスイスお馴染みの最終日逆転があるのか??
注目です。
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by lanterne-rouge | 2010-06-20 18:33 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第七ステージ
2010.06.18 サヴォニン~ヴェッツイコーン 204.1km

ブレシェル(SAX)、ブルグハード(BMC)、L.L.サンチェス(GCE)、フレイレ(RAB)、フレチャ(SKY)ら16人が逃げを決める。この中からブルグハードが単独で抜け出し、15人に残り50kmで1分9秒の差をつける。追走はブルグハードに詰め寄ることができず、焦りが生じ始め残り40kmでブレシェルとクィンツァート(LIQ)がアタックをかける。この動きをきっかけに追走集団はバラバラになり、L.L.サンチェスが第1追走、遅れてフレイレ、クィンツァート、フランク(BMC)、ヴァンアフェルマート(OTO)が続く。
周回コースに入り残り20km付近でL.L.サンチェスがフレイレらと合流し5人で追うがチームメートのブルグハードが逃げているフランクは先頭交代に加わらない。しかし、山岳、スプリントポイントでは追走のトップで通過するためクィンツァートは納得がいかず、フランクを怒る場面も。こうなるとこの追走の士気もあがらずブルグハードとのタイム差は1分弱をキープしたままとなる。
残り1kmを切り勝利を確信したブルグハードはチームカーの監督とがっちり握手。喜びをじっくりと味わうようなウィニングランはゴール前で観客からドイツ国旗をもらったことで最高潮に達し、最後はチームジャージを指差しゴール。第五ステージに引き続きステージ2勝目を上げることに成功した。

ステージ優勝:ブルグハード(BMC) 4:52:02
総合トップ:ゲシンク(RAB) 30:15:59
ポイント賞:ブルグハード(BMC)
スプリント賞:フランク(BMC)
山岳賞:フランク(BMC)

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ゴール後喜ぶブルグハードとフランクの姿が印象的でした。
でも、クィンツァートの気持ちもわかるw
3賞すべてBMCは本当にすごい。
BMCにとっては大成功のスイスになりました。
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by lanterne-rouge | 2010-06-19 22:25 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第六ステージ
2010.06.17 マイリンゲン~ラプント 213.3km

超級山岳2つ、1級山岳1つの山岳ステージ。13人の先頭集団から最後の山岳アルブラパスに入ると先頭は10人となる。この中からB.フェイユー(VAC)が抜け出す。これに対し残された選手達の中からガラテ(RAB)、チュルカ(EUS)が残り15kmで追いつき、そのままB.フェイユーをかわしトップに立つ。
一方集団は、A.シュレック(SAX)が抜け出す。これを追ってゲシンク(RAB)、フグルサング(SAX)、カッラーラ(VAC)、クルイジガー(LIQ)、デヴォルダー(QST)が追いつき6人の追走集団を形成する。一旦はこの6人を逃がしたメイン集団だったがRSHらが追走体勢をとると再び6人と合流することに成功する。しかし、残り17kmになると再びA.シュレックがアタックをかける。しばらくしてゲシンクも飛び出し2人は先頭のガラテらに合流する。エースのゲシンクが追いついたことからガラテが牽き、彼を利用してゲシンクがアタックをかけ単独トップに立つ。ゲシンクはダンシングを交えながら追走のザウグ(LIQ)とF.シュレック(SAX)との差を広げ頂上を通過する。
メイン集団との攻防は高速ダウンヒルとなった下りでも変わらずゲシンクが優位に立ち、リードを守り街中に入る。残り1kmのゲートをくぐったゲシンクは小さくガッツポーズし勝利を確信。最後はゴールで会心のガッツポーズを見せゴールした。メイン集団は42秒遅れでゴールしたため、ゲシンクはステージ優勝だけでなく総合トップにも躍り出る結果となった。

ステージ優勝:ゲシンク(RAB) 6:20:54
総合トップ:ゲシンク(RAB) 25:18:57
ポイント賞:マルカート(VAC)
スプリント賞:アラメンディアロテンテ(EUS)
山岳賞:ポールス(VAC)

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ツールに向けてって考えれば勝てなかったけど、SAXも悪くなかったと思います。
そしてRSHも。
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by lanterne-rouge | 2010-06-19 00:01 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第五ステージ
2010.06.16 ヴェッテインゲン~フルティゲン 172.5km

先頭はオス(LIQ)、ブルグハード(BMC)、フルラン(LAM)、アラメンディアロレンテ(EUS)、マースカント(GRM)の5人。この5人と集団との差は残り41kmで2分38秒、残り31kmで3分36秒となる。雨と落車の影響もあり集団は無理な追走はしないため、その差はなかなか縮まらない。
残り14kmになり最後の3級山岳に入るとフルランが脱落。さらに残り13kmでアラメンディアロレンテも遅れ先頭は3人となる。この3人を追ってメイン集団から山岳下りでラストラス(GCE)、ロハス(GCE)が抜け出し前を走るアラメンディアロレンテに追い付く。しかし、先頭の3人との差は残り5kmでまだ1分以上あり追いつくには絶望的な差となる。逆に残り4kmで集団に吸収されステージ優勝争いは先頭の3人に絞られる。
残り1kmのゲートが見えた1.3km付近でブルグハードがアタック。このアタックに2人は離され逃げを許してしまう。ブルグハードは徐々に2人との差を広げ残り150mで約100mの差をつけステージ優勝を確信。最後は何度もジャージを指さしガッツポーズをしながらゴールしうれしいステージ優勝を飾った。

ステージ優勝:ブルグハード(BMC) 4:21:23
総合トップ:マルティン(THR) 18:57:47
ポイント賞:マルカート(VAC)
スプリント賞:アラメンディアロレンテ(EUS)
山岳賞:エルナンデスグティエレス(EUS)

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連日大きな落車が続いています。
今回のは大きな怪我にならなかったみたいで本当によかったです。
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by lanterne-rouge | 2010-06-17 21:17 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第四ステージ
2010.06.15 シュヴァルツェンブルク~ヴェッティンゲン 192.2km

レース後半周回コースに入り3級山岳を2回こなしてゴールとなるステージ。EUS牽くメイン集団は残り25kmで唯一逃げていたB.フェイユー(VAC)を吸収する。その後3級山岳に入りポールス(VAC)がアタック。これにしばらくしてジルベール(OTO)、ヘシェルダル(GRM)がアタックしポールスに合流する。しかし、後続も続いてきたことで踏むのをやめてしまう。
一旦はあきらめたヘシェルダルだったがすぐに再アタックをかけ単独で逃げ始める。これに対しメイン集団からホステ(OTO)、グティエレス(GCE)がアタックをかけるがヘシェルダルには追いつけない。良いスピードで逃げていたヘシェルダルだったがゴールスプリント勝負を目論むQST、VACが牽く集団のペースに追い込まれ残り10kmで吸収されてしまう。
この後THRがコントロールする中、残り3kmでヴァンアフェルマート(OTO)が、さらに残り2kmでA.デーヴィス(AST)がアタックをかけるがゴールまで逃げ切ることはできずゴールスプリントとなる。中央からキオレック(MRM)が抜け出すが、両サイドよりカヴェンディシュ(THR)とホースラー(CTT)がキオレックをかわす。2人はキオレックの前で衝突してしまい相次いで落車。これに後続のキオレック、ボーネン(QST)らが突っ込み大落車に発展してしまう。難を逃れたゴールしたペタッキ(LAM)がステージ優勝を果たしたが、その表情には笑顔がなかった。

ステージ優勝:ペタッキ(LAM) 4:57:33
総合トップ:マルティン(THR) 14:35:37
ポイント賞:マルカート(VAC)
スプリント賞:モラビート(BMC)
山岳賞:エルナンデスグティエレス(EUS)

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ひさしぶりのスプリントかと思いきやまさかの大落車。
ゴール前でここまでの激しい落車を見たのは久しぶり。
ホースラーの出血もすごかったですが、他の選手はどうだったのでしょうか?
大きな怪我になっていなければいいんですけど。
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by lanterne-rouge | 2010-06-16 22:47 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第三ステージ
2010.06.14 シェル~シュヴァルツェンブルグ 196.6km

第三ステージは84.4km地点に1級山岳、172km地点に3級山岳を擁するなど小刻みにアップダウンが繰り返されるステージ。そのステージをプリュシュキン(KAT)、ヴェッカネン(FDJ)、カペッリ(FOT)の3人が逃げを決める。この3人のうち3級山岳手前の上りに入るとプリュシュキンがアタックをかけ2人を振り切り単独トップに躍り出る。
これに対しメイン集団でも残り29km付近でチュルカ(EUS)がアタックをかけると活性化し20人ほどの追走集団が形成される。この集団は残り21kmで先頭を走るプリュシュキンを吸収する。この中からアルバジーニ(THR)がアタックをかけ一時単独となるが、残り13kmでメイン集団に吸収される。この後もL.L.サンチェス(GCE)らのアタックが起こるが吸収される。
決め手のないままゴールが近づき残り1km手前でF.シュレック(SAX)がアタックをかける。F.シュレックは差を詰められつつもゴールまで逃げ切りステージ優勝。タイム差なしにウラン(GCE)が入り、3秒遅れの小集団でマルティン(THR)がゴール。総合トップのカンチェッラーラ(SAX)が4秒遅れでゴールしたため、マルティンが総合トップに躍り出た。

ステージ優勝:F.シュレック(SAX) 5:02:21
総合トップ:マルティン(THR) 9:38:04
ポイント賞:ホースラー(CTT)
スプリント賞:ルス(MRM)
山岳賞:プリュシュキン(KAT)

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動きの多いステージで、一つ一つに反応してたら手が回らないくらい。
なので、ばっさりとやっときましたw
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by lanterne-rouge | 2010-06-16 22:15 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第二ステージ
2010.06.13 アスコナ~シエル 167.5km

ブルット(KAT)、フランク(BMC)、エルナンデスグティエレス(EUS)、ファンレイエン(VAC)、ルス(MRM)の5人が逃げを決める。集団との差は残り86kmで5分20秒、残り58kmで4分15秒、残り35kmで3分22秒となる。集団はSAXではなくTHRがコントロールするが思うほど差が縮まらない。
そんな中ゴール前に設定された3級山岳に入ると先頭でブルットがアタックをかける。これにフランクがつき先頭は2人となる。一方集団もこの山岳に入りアタックをかける選手が現れるが勝負のかかった集団のペースを振り切ることができず吸収されてしまう。先頭の2人は山頂を通過し下りに入るとフランクがスピードを上げる。これに対しブルットは遅れ気味となりあわてたブルットは歩道に乗り上げてしまう。落車も怪我もせずコースに戻ったブルットは遅れていたルスと合流し前のフランクに合流する。
残り10kmを切り、集団はTHRに変わりSAXが牽き始め総合トップのカンチェッラーラ(SAX)も先頭交代に加わる。さらにRABもこれに加わると一気にタイム差は縮まっていく。後方に集団の影が迫る中、残り4kmでブルットがアタック。残り2人は集団に吸収され、ブルットただひとり粘りを見せるが残り2kmで吸収されてしまう。
ここから各チーム入り混じる状態でゴールスプリント。残り200mでマルカート(VAC)が端から仕掛け、これに対し中央からホースラー(CTT)、ウルタスンペレス(EUS)が迫り勝負は3人の争いとなる。そしてこの勝負に勝ったのはホースラー。ホースラーはゴール直前に2人をかわし見事なステージ優勝を果たした。

ステージ優勝:ホースラー(CTT) 4:25:16
総合トップ:カンチェッラーラ(SAX) 4:35:37
ポイント賞:ホースラー(CTT)
山岳賞:フランク(BMC)
スプリント賞:ルス(MRM)

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結局今日アップしてしまった(汗
ワールドカップやってますが、本日もロードレースです。
スイスやってるときにワールドカップやってるのが悪いんだぁw
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by lanterne-rouge | 2010-06-14 23:42 | 2010ツール・ド・スイス
第74回ツール・ド・スイス 第一ステージ
2010.06.12 ルガーノ~ルガーノ 7.6km

スタート後丘を上り下ってゴールとなる第一ステージ。ラーソン(SAX)がトップタイムをマークし、これをデヴェナインス(QST)が更新する。このタイムを目指しロッシュ(ALM)が中間計測ポイントで更新するが、ゴールでは及ばず更新ならず。しかし、サガン(LIQ)は中間計測ポイントを4位通過するとゴールでデヴェナインスのタイムを7秒更新しトップに躍り出る。この脅威の新人に対しマルティン(THR)が0.14秒更新さらにクルイジガー(LIQ)が2.37秒更新する。そして最終スタートのカンチェッラーラ(SAX)となるが、中間計測ポイントでは8.65秒遅れの6位通過となり更新は難しいかと思われたが、下りで挽回しなんとゴールで1.12秒上回りステージ優勝。いわれなき疑惑を払しょくする見事な勝利であった。

ステージ優勝:カンチェッラーラ(SAX) 0:10:21
総合トップ:カンチェッラーラ(SAX) 0:10:21
ポイント賞:カンチェッラーラ(SAX)

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こちらも時間がないので一言だけ。
カンチェッラーラ(SAX)はやっぱり強い!
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by lanterne-rouge | 2010-06-14 22:00 | 2010ツール・ド・スイス