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第68回パリ~ニース 第五ステージ
2010.03.12 ペルヌ・レ・フォンテーヌ~エクス・アン・プロヴァンス 157.0km

2級山岳が1つ、3級山岳を3つこなすステージ。このステージはレース中盤に差し掛かっても大きな逃げが決まらず展開が落ち着かない。残り50kmを切ってようやくバレド(QST)、グストフ(CTT)、カルザティ(SKY)の3人が逃げを決める。しかし、45km付近の上りでバレドが脱落してしまい、先頭は2人となるがバレドにターラマエ(COF)が合流したことで再び先頭に舞い戻り、先頭は4人となる。残り40kmで1分5秒、残り30秒で56秒差となり、残り29kmでターラマエは単独で下がっていき先頭は再び3人となる。しかし、その3人もALMがスピードを上げたメイン集団により残り22kmで吸収されてしまう。
先頭を吸収してもALMの牽きは収まらず、次々に集団から選手が脱落していく。その中にはライプハイマー(RSH)やカザール(FDJ)らの総合上位陣も含まれる波乱の展開となっていく。このALMの動きに残り5km付近からCOFが残り3km付近からFDJが加わり、残り2.1kmの上りに入るとここからルムブル(FDJ)がアタックをかける。この動きに真っ先に反応したのがサガン(LIQ)。サガンはルムブルをあっという間に引き離し単独トップに躍り出る。後ろを何度も振り返りながらもサガンはゴールまで逃げ切りステージ優勝。若干20歳の若者がなんとパリ~ニース2勝目を上げた。

ステージ優勝:サガン(LIQ) 3:34:15
総合トップ:コンタドール(AST) 20:41:39
ポイント賞:サガン(LIQ)
山岳賞:モワナール(COF)
新人賞:クルイジガー(LIQ)




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ALMの動きはなんだのでしょう??
珍しかったけどあれで一気に眠気がさめました。
そしてサガンは・・・。本当に末恐ろしい存在です。
by lanterne-rouge | 2010-03-13 19:41 | 2010プロツアー(ワンデー他)
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