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第62回クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ 第五ステージ
2010.06.11 セール・シュバリエ~グルノーブル 143.5km

第五ステージは序盤に2級山岳を越え約1700m下って、今度は標高1750mの超級山岳に上り、最後は再び下ってゴールする山岳ステージ。
そのステージをパサモンテス(GCE)、タンキンク(RAB)、シャンピオン(ALM)、ピノー(FDJ)、ボレ(LAM)、マルティネス(EUS)、カペッキ(FJOT)の7人が逃げを決める。超級山岳に入りこの7人は分裂し4人が脱落、先頭はピノー、マルティネス、カペッキの3人となる。この3人を目指し約3分後方のメイン集団よりナヴァロガルシア(AST)がアタック。ナヴァロガルシアは遅れてきた選手達と合流し残り38.1km付近で先頭の3人に合流する。そして休むことなくここからアタックし単独トップに躍り出る。
ナヴァロガルシアはスピードに勢いがありその差を広げていく。山頂を通過し下りに入ると、追走のピノーとカペッキに差を詰められるが追いつかれることはなく平坦に入る。チームカーからも激を受けたナヴァロガルシアは痙攣する右足を叩きながらもラストスパート。残り1kmを切って後ろを確認し、ゴールが見えると疲れを表情に出しながらも渾身のガッツポーズ。うれしいプロ初優勝を逃げ切りで飾った。

ステージ優勝:ナヴァロガルシア(AST) 3:26:16
総合トップ:ブライコヴィッチ(RSH) 19:55:04
ポイント賞:トーマス(SKY)
山岳賞:カペッキ(FOT)

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ナヴァロガルシアがまだ勝ってないのが意外。
TV見てて半信半疑で調べなおしてしまいましたw
今日は総合争いに大きな変動はなかったけど、第六ステージは注目のラルプデュエズ。
総合争いもいよいよ佳境です。
by lanterne-rouge | 2010-06-12 20:26 | 2010プロツアー(ワンデー他)
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