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ヴェルタ感想らしきもの。
日曜日終わったヴェルタ。気になった選手達についてちょこっとだけ感想をまとめました。
まずは優勝したニーバリ(LIQ)。一番安定していましたね。これが初めての総合優勝とは思えない走りでした。ジロでの総合3位が自信になったのかな?リッコ(VAC)があんなことになってイタリアの若手選手がいないことを心配していましたが、これで安心。来年のジロが今から楽しみです。目指せグランツール全制覇!!
総合2位のモスクエラ(XAC)。個人的に優勝予想をしていた選手でツール・ヴェルタ優勝予想クイズもこの人で応募しました。というわけで結構悔しかったりしますwクライマーらしく山岳コースで活躍してくれましたが、あと一歩及ばず。年齢も年齢だし、今年のようなコースも早々望めないので来年以降は同様な成績を残せないかも。それでも来年も応援しますけどね。
総合3位のP.ヴェリトス(THR)は驚き。どうしてもMRMの時のイメージがあって・・・。山岳ではトップクライマーについていき、T.Tではあのカンチェッラーラ(SAX)を破る。来年大化けする選手かも!?そして。。。実はこのP.ヴェリトスの走りはチームにとって快挙なんです。チーム発足3年目にして初めてのグランツール総合表彰台。ちょっと意外だと思いません?THRにしたらこのヴェルタは非常に価値のあるレースになったと思います。ほくほくですよ!
総合4位のJ.ロドリゲス(KAT)。う~ん。惜しい。まさかあそこまでT.Tが遅いとは。オフシーズンは特訓ですよ。タイミングを読む力、上りの強さはこのヴェルタでもトップクラスだったと思います。それだけに残念。弱点を克服して今度こそ優勝して欲しい。
総合7位のロッシュ(ALM)。来ましたねー。山岳でも最終メンバーに残る活躍をして力をつけてきていることを実証しました。残念ながらステージ優勝はならなかったけど、総合7位は立派。表彰台とステージ優勝は来年の楽しみに取っておきましょう。今年の走りを見る限り、もう息子とは呼ばせません!
総合12位のニエヴェイトゥラルゼ(EUS)。アントンエルナンデス(EUS)とマルティネスデエステバン(EUS)がいなくなったチームをよく支えました。チームがだめになってもおかしくないところでのみごとなステージ優勝。そしてその後も上位でフィニッシュし総合12位はすごい。S.サンチェス、アントンエルナンデスに続くポジションをもぎ取った感じがします。来年は2人を支える立場になるでしょうががんばってほしい。そしてゆくゆくはチームのエースとして活躍して欲しいです。
リタイアしたアントンエルナンデス(EUS)。あの落車がなければこのヴェルタはどうなっていたのでしょうか?優勝していた可能性もあるだけに非常に残念です。でも彼の実力は十分に世界に知らしめました。あの上りの走りはすごく魅力的。いまは治療に専念して来年元気な姿をみせて欲しい。それも今度は独走での勝利をよろしく!!
クルイジガー(LIQ)、カルペツ(KAT)、ガルシア(XAC)。3人ともアシストとして自分達のエースをよく守りました!それぞれエースとして走ってもおかしくない選手達。それをアシストに徹するあたりプロですね!総合成績には残らないけど、かっこよかったです。
A.シュレック(SAX)、メンショフ(RAB)。移籍も決まっているしあんまりやる気がないだろうなと思っていました(笑)。 その中で兄ちゃんは頑張ったと思います。
カドリ(ALM)、ローエルス(MRM)、カイセン(OLO)。よく逃げました。放送前に公式HPでまずは彼らが逃げていないか確認する作業から始めていました。

さぁ、これでグランツールをおしまい。次は注目の世界戦ですよ!
by lanterne-rouge | 2010-09-21 21:00 | 2010ヴェルタ・エスパーニャ
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