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【ツール・ド・スイス 第六ステージ】
2006.06.15 フィーシュ~ラ・プント 212.2km

カテゴリーHCが二つ、1級がひとつの山岳ステージ。
ラスムッセン(RAB)、アルバジーニ(LIQ)、モース(PHO)、ペレス(EUS)、ベッロッティ(C.A)、ジェラン(A2R)の6人が逃げていて、残り47kmで集団とは8:32差。
集団は、総合リーダーを抱えるLSW、TMO、DVLが前を牽き徐々にではあるがタイム差を詰めていく。
最後の山岳であるアルバラパスの峠に入ると、先頭ではラスムッセン、モースがペースを上げる。これにより、アルバジーニら4人は次々と遅れ始め、一緒にペースをあげたモースも遅れ先頭はラスムッセンひとりとなる。
一方集団では、SDVが積極的な走りを見せる。まずは残り24kmでザウグ(SDV)がアタック。集団から20秒前を走っていたが残り20kmになると吸収される。しかし、今度はゴメス(SDV)がカウンターし、メイン集団を分裂させる。気がつくとメイン集団は、ウルリッヒ(TMO)、キルシェン(TMO)、ヤクシェ(LSW)、コルドヒル(SDV)、ゴメスの5人となる。逃げていたメンバーでは、一時期遅れていたジェランが自分のペースを守り、前を走っていたモース、そしてラスムッセンをとらえ単独トップに立つ。
残り14kmで追っている5人のメイン集団からゴメスがアタック。これでキルシェンが遅れるが、ウルリッヒが先頭を走りゴメスを吸収。しかし、コルドヒルがカウンターを仕掛けると、これを抑えることができずコルドヒルが抜け出しに成功する。コルドヒルは残り12kmで先頭に立ったジェランをかわし、山頂をトップ通過。後続のウルリッヒ、ヤクシェに43秒をつけ下りに入る。後ろからウルリッヒ、ヤクシェが追いすがるものの、コルドヒルは最後までスピードを落とさずゴールラインを通過。ステージ優勝だけでなく、総合でもトップに立つことに成功した。

ステージ優勝:コルドヒル(SDV) 5:49:52
総合トップ:コルドヒル(SDV) 27:43:27
スプリント賞:アルバジーニ(LIQ)
ポイント賞:ベンナーティ(LAM)
山岳賞:アルバジーニ(LIQ)

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今日のSDVのチーム戦略は見事!コルドヒルもリーダージャージ取れたしこのまま最後までいってほしいな~。
表彰台でも見せ場作ってたし、いい感じのキャラクターですね。これからもスペインのチッポリーニ!?っぷりを発揮して欲しいものです^^;
by lanterne-rouge | 2006-06-19 19:06 | 2006ツール・ド・スイス
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