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【ツール・ド・フランス 第一ステージ】
2006.07.02 ストラスブル~ストラスブール 184.5km

オジェ(COF)、ベネトー(BTL)、スプリック(BTL)、ボグルナール(FDJ)、ウェグマン(GST)、ポルタル(CEI)、エチャバリア(EUS)の7人が逃げを決め、残り139kmで集団に4:16差をつけ前を走る。集団はリーダーを抱えるC.Aが前を牽きこの7人を泳がせている。
7人で先頭交代を行っていたが、今年初めての山岳ポイントを前にして、7人に動きあり。先頭に着けライバル達の動きを振り返り繰り返し確認していたウェグマンがスプリント。エチャバリアらが追うが、ウェグマンが勝りトップ通過。山岳賞ジャージを獲得する。この後も、スプリントポイントで争いがあるもののそれ以外は協調関係がなりたっていて、協力して走り続ける。
しかし、残り距離が少なくなるにつれ、集団はC.Aだけでなく今日の区間優勝を目指すQSI、DVLが加わり始め、タイム差を詰めていく。そして、残り12kmをきると、ひとり飛び出したベネトー以外の6人を吸収、続いてベネトーも残り10kmで吸収しゴールスプリントへ。
QSIがいい形でボーネン(QSI)を牽くが、ボーネンは思ったほど伸びず勝てないとわかると失速。そのためボーネンの後ろにつけていたマキュアン(DVL)が前に抜け出せず遅れをとってしまう。ここで、大きく外側からスプリントを決め、回りこんできたカスペール(COF)がザベル(MRM)、そして遅れてスプリントをかけたマキュアンを辛くも押さえステージ優勝。カスペールはうれしさのあまり口を押さえ、信じられないような表情をしてゴールした。
一方、このステージ、第3スプリントポイントで総合2位につけているヒンカピー(DSC)がボーナスタイムを獲得。これにより総合が暫定的に逆転したことをうけ、ハスホフト(C.A)もゴールスプリントに加わる。その結果、観客の持ち物に当たってしまい出血。ゴール後救急車で病院に運ばれるアクシデントが起きてしまった。

区間優勝:カスペール(COF) 4:10:00
マイヨジョーヌ:ヒンカピー(DSC) 4:18:15
マイヨベール:カスペール(COF)
マイヨブランアポアルージュ:ウェグマン(TMO)
マイヨブラン:ボグルナール(FDJ)
ドサルルージュ:ベネトー(BTL)
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昨日とは一変してハスホフトにとっては悪夢な一日。
すごい出血でしたね。
大丈夫なのかなぁ。
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ツールの1,2秒のCMがかわいいですね。かなりお気に入りです。

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by lanterne-rouge | 2006-07-03 21:21 | 2006ツール・ド・フランス
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