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【ツール・ド・フランス 第七ステージ】
2006.07.08 サン・グレゴワール~レンヌ 52km

最初の勝負どころとなる52kmの個人T.T。トップタイムはウェーデンT.Tチャンピオンのラーソン(FDJ)。1:03:17でゴールする。これを更新したのはプロローグでも活躍したラング(GST)。ラーソンのタイムを30秒上回り、1時間2分台でゴールする。地元フランスT.Tチャンピオンのシャバネル(COF)も16.5kmの第1チェックポイントを1位通過し、存在感をアピール。ただ、第2チェックポイントに到達する頃には遅れ始め、結局ゴールはおよそ2分遅れの暫定7位でゴールする。
この後メインレーサーが登場するが、アスタルロサ(A2R)、リュングビスト(FDJ)、サストレ(CSC)が上位でゴールするものの更新には至らない。そして、T.T得意のジュリック(CSC)のスタートしタイムの更新が期待されるが、S字コーナーで落車。以前にもT.Tで落車しリタイアしたことがある彼だったが、残念ながら今回もこのままリタイアしてしまう。
この後も、メンショフ(RAB)が第1、第2チェックポイントでタイムを更新するものの、ゴール地点ではラングから40秒遅れでタイムの更新には至らない。ラングのステージ優勝の可能性がでてきたころ、その夢を破ったのはベテラン、ゴンチャール(TMO)。ゴンチャールは第1チェックポイントをメンショフのタイムより1分早く通過し、圧倒的な強さを見せる。この後も、ゴンチャールはスピードを落とすことなく第2チェックポイントを更新。そしてゴールでもただひとりの1時間1分台の1:01:43でゴール。この後ランディス(PHO)が自転車交換を行いタイムロスがあったものの、粘りの走りを見せるが、更新にはいたらず2位ゴール。その結果、ゴンチャールがツール初優勝し、マイヨ・ジョーヌを獲得した。

区間優勝:ゴンチャール(TMO) 1:01:43
マイヨジョーヌ:ゴンチャール(TMO) 30:23:20
マイヨベール:マキュアン(DVL)
マイヨブランアポアルージュ:ピノー(BTL)
マイヨブラン:フォーテン(GST)
ドサルルージュ:-
-
ゴンチャールうれしそうでしたね。あの喜びようを見ると本当に勝ててよかったです。
しかしTMOが強い!ステージ20位以内になんと6人も入ってます。チームT.Tあったらすごかったでしょうね~。
ちなみにT.Tの結果を受け、総合の行方はどうなったかというと・・・
ランディス(PHO)が1分遅れの2位、クローデン(TMO)が1分50秒遅れの6位、エバンス(DVL)が1分52秒遅れの8位、メンショフ(RAB)が2分遅れの9位、モロー(A2R)が2分7秒遅れの12位、サボルデッリ(DSC)が2分11秒遅れの13位、サストレ(CSC)が2分27秒遅れの16位、ヒンカピー(DSC)が2分30秒遅れの17位、トーチニヒ(GST)が4分33秒遅れの37位、シモーニ(SDV)が5分34秒遅れの48位、ガルゼッリ(LIQ)が5分39秒遅れの51位、マヨ(EUS)が6分11秒遅れの58位、レイフェマー(GST)が6分17秒遅れの63位、そしてクネゴ(LAM)が7分6秒遅れの75位となった。
どうしたライフェマー!なにかあったのかな?

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by lanterne-rouge | 2006-07-09 11:32 | 2006ツール・ド・フランス
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