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【ツール・ド・フランス 第十一ステージ】
2006.07.13 タルブ~ヴァル・ダラン・プラ・ド・ブレ 206.5km

序盤より、ウェグマン(GST)、デラフェンテ(SDV)、フレチャ(RAB)、カマノ(EUS)の4人が逃げている。この4人でツールマレーをこなしてきたが、2番目の山岳アスパンにくるとカマノ、フレチャが遅れ始める。残った2人は山岳ポイントを目指して争い、ウェグマンがデラフェンテの後ろに付けチャンスをうかがう。デラフェンテはなんとかウェグマンを前に引き出そうとスピードを落としたりするものの、失敗に終わり前を走る。
山岳ポイントまでの直線に入り、デラフェンテがアタック。このアタックでウェグマンを引き離しポイントを通過。そのまま下りに入る。下りでウェグマンが一時追いつくものの、スプリントポイントを過ぎ、3番目の山岳ポルティヨンに入ると、ウェグマンは力尽き、先頭はデラフェンテのみとなる。
残り51kmをきると、集団では先頭をひっぱるリーダーを抱えるA2R勢にTMO勢がかぶせてきて、いよいよ総合争いに向けて動きが出始める。TMOはスピードをあげるとメルカド(AGR)、デッセル(A2R)が遅れ始め、一気にメイン集団は絞られる。
先頭のデラフェンテは疲れた表情を浮かべながらも、なんとか山岳ポイントをトップ通過し、下りに入る。集団も下りに入り、ここでロジャース(TMO)が前を牽くと中切れが発生。これを見たランディス(PHO)が初めて前に出て本気ではないものの牽きをみせる。
集団は緩斜面に入ると、クネゴ(LAM)、アロヨ(CEI)がアタックし、集団から抜け出し残り28kmで先頭のデラフェンテに追いつくことに成功。このまま逃げ切りをみせたいところだったが、集団もクネゴを逃がすわけには行かず、残り23kmで吸収し、最後の山岳プラ・ド・プレに入る。
この山岳でRABがボーヘルト(RAB)中心に牽きをみせると先頭は、ボーヘルト、メンショフ(RAB)、ライフェマー(GST)、サストレ(CSC)、クレーデン(TMO)、エバンス(DVL)そしてランディスの7人となる。ここからまず、ボーヘルト、クレーデンが落ち、残り3kmになると、サストレ、エバンスが脱落する。3人となった先頭ではライフェマーが積極的な動きをみせていたが、このステージ勝ったのはメンショフ。メンショフは最終コーナーをトップで入り、そのままライフェマー、ランディスに前を走らせることなくゴール。ここまでひっぱってきたボーヘルトに応えるステージ優勝となった。
総合はデッセルが遅れること4:45でゴールし、おしくもランディスに8秒足りず、総合1位を明け渡すこととなってしまった。

区間優勝:メンショフ(RAB) 6:06:25
マイヨジョーヌ:ランディス(PHO) 49:18:07
マイヨベール:マキュアン(DVL)
マイヨブランアポアルージュ:デラフェンテ(SDV)
マイヨブラン:フォーテン(GST)
ドサルルージュ:デラフェンテ(SDV)
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まだ、序盤見れてないので、HPに追加するときに修正してのせます~。
ようやく総合狙える選手が絞られてきましたね。
最終的に勝つのは誰か?
これからのアルプスが非常に楽しみです。

Excite ツール記事はこちら
by lanterne-rouge | 2006-07-15 20:54 | 2006ツール・ド・フランス
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