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クラシカ・サンセバスチャン
2006.08.12 第26回クラシカ・サンセバスチャン 225km

残り46kmで一人逃げていたブル(KAI)を吸収した集団はそのまま、ハイスキベルの峠に入る。ここでまず仕掛けたのがサストレ(CSC)。このアタックにリッコ(SDV)が追いつき先頭は2人となる。
しばらくすると、集団からマヨ(EUS)が飛び出し、マヨをマークするためにシュレック(CSC)が、そしてさらにメンショフ(RAB)がついていき先頭は5人となる。追いついたマヨは元気よくここからさらにスピードを上げると、先頭はマヨ、サストレ、メンショフの3人となる。
残り34kmで集団とは23秒差で、このまま3人は山頂を通過する。集団はCEI中心に前を牽き、強力な先頭の3人とのタイム差を詰めようとする。しかし、3人もスピードがはやくタイム差は23秒前後する。しかし、最後の山岳を越えゴールまでの平坦に入ると集団有利となり、残り6kmで10秒差まで縮まり、ついに残り5kmをきったところで3人は吸収されてしまう。ここでカシェキン(AWT)がアタック。しかし、これはハイスピードととなった集団に吸収される。つづいて残り3kmでヴィノクロフ(AWT)が先頭に出てぐんぐんスピードを上げると中切れが発生。5人ほどの先頭グループとなるが、ヴィノクロフに強調する選手がなくこれも吸収されてしまう。
結局40人ほどの集団でゴールスプリントとなる。各チーム大混戦となったスプリントで勝ったのはフロレンシオ(BTL)。フロレンシオはゴール前の最後のカーブで先頭に立ち、そのまま200mほど逃げ切り優勝。うれしい大金星をあげることに成功した。

優勝:フロレンシオ(BTL) 5:32:45

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ビックレースで久しぶりの無名に近い選手の勝利ですね~。
昨年まではリラックスにいた選手みたいですね。プロチームになって1年目で結果が出てよかったです。
久しぶりに元気なマヨが見れました。ダメダメマヨが定着してただけに、ヴェルタでは活躍が期待できそうです。
by lanterne-rouge | 2006-08-13 12:07 | 2006プロツアー(ワンデー)
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