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第62回ドワーズ・ドア・フランデレン
2007.03.28 ルーセラーレ~ワレヘム 200km

12の丘のうち5つはツール・ド・フランドルと同じ丘を通過するフランドル前哨戦となるこのレース。そんな重要なレースでヴァンインプ(QSI)、プロンク(UNI)、ポスチューマ(RAB)、センテンス(PRL)、ガスパロット(LIQ)、ブレッシュ(CSC)の6人が逃げている。
この6人と集団の差は残り35kmで27秒差。6人のうちヴァンインプはメイン集団にエースのボーネン(QSI)がいるため積極的には先頭交代に加わらず、後方待機が目立つ状態。そんな非協力的なメンバーを千切ろうとガスパロットがスピードを上げるが、うまくいかない。
しかし、スピードはそれほど落ちることもなく、集団も先頭を視界に捉えるもののなかなか捉えることができない。残り27kmエレゲムストラート手前でプレッシュがアタック。しかし、5人はしっかりとマークし逃げは決まらず長い石畳に突入する。ここで集団でからブルグハート(TMO)が抜け出し、単独で先頭に追いつく。さらに数名の選手が近づいてくるが、ガスパロット、ブレッシュが嫌いアタック。前に出るがブレッシュはガスパロットのスピードについていけず、ヴァンインプ、エルミガー(A2R)、プロンクと一緒に追走集団を形成する。しかし追走集団は前に追いつくことができず、残り20kmで集団に吸収されてしまう。
残り一人もすぐに吸収するかと思えた集団だが、ステーグマン(QSI)が機材トラブルで遅れたため、QSIが集団をひかず今ひとつまとまりを欠いている状態。そのため、単発アタックが頻繁に起こり、残り19kmでカペル(LAN)が、そして残り17kmでデボルダー(DSC)がアタックし、残り16km地点で先頭に追いつくことに成功する。
先頭の3人は協力体制ができており、残り15kmで12秒、残り12kmで16秒と、QSIが集団先頭に集結しているにもかかわらずその差を広げていく。しかし最後のエレゲムストラートもすぎると、集団が一気につめ、残り8kmで9秒そして残り6.8kmでついに吸収されてしまう。
そして、最後の丘となるドルストラートにはいると、ヌイエンス(COF)がアタック。ライバルのアタックにしっかりとボーネンがマークし逃げを許さない。しかし、このアタックで集団は絞られ30名ほどとなる。QSIが支配するこの集団から逃れるためにアタックが頻発するが、集団から10m離れるのがやっと。しかし完全な支配はできず、残り1kmをきってもアタックがやまず不安定なままゴールスプリントになる。ここで2度優勝を飾っているベルギーチャンピオンのイークホフト(JAC)が飛び出すが、後ろを取ったボーネンがゴール前にかわし優勝。自転車を指差しゴールした。2位にはイークホフト。3位にオグレディが入った。

優勝:ボーネン(QSI) 4:47:00

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ボーネンが優勝したけど、このレース、ガスパロットが一番強かったと思う。あれだけ逃げて結局1分ちょい遅れでゴールしたのは立派。独走力があって今後楽しみな選手だと思います。
by lanterne-rouge | 2007-04-15 09:28 | 2007その他レース
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