2007.04.04 ゾッテヘム~コクセイド 227km
残り81km地点で先頭はウズベキスタンチャンピオンのラグティン(NIC)とヴァンミンゲロート(JAZ)の2人。集団とは13分22秒という大差をつけている。レースも後半に入り、残り33km地点で、6分58秒、24km地点で5分12秒となる。この付近から集団はWIE、UNI、LIQのグリーン系のジャージが先頭交代をし始める。
集団はなおもその差をつめ、残り18kmで3分1秒、残り10kmで1分25秒となり残り9kmをきるとついにその差は1分をきる。ここで、この先頭交代にQSIとMRMが加わり、ついに先頭を視界に捕らえる。そして、残り3.3kmでラグティン、残り3kmでヴァンミンゲロートを吸収し集団は一つになる。
ここから今度はPANが先頭を引きはじめるが、残り1kmになるとQSIが先頭に現れデヨング(QSI)が、ロングスプリントをかける。このアタックは、ゴール手前で追いつかれ失敗に終わり、各チーム入り混じった状態でゴールスプリント勝負となる。ここで、デヨングを捕らえたイークホウト(LAN)の後ろにつけていたベンナーティ(LAM)がトップに出ると、追いすがるブラウン(RAB)を押さえステージ優勝。スプリントが少ないこのレースで、見事に存在感をアピールした。
ステージ優勝:ベンナーティ(LAM) 5:30:32
総合トップ:パオリーニ(LIQ) 10:00:49
ポイント賞:パオリーニ(LIQ)
ラッシュ賞:ラグティン(NIC)
山岳賞:クィックス(LAN)
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気持ち的には逃げ続けていた2人を逃がしてあげたかった。残念。