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2008パリ~ニース 第二ステージ
2008.03.11 ヌヴェール~ベルヴィル 201km

ステージ後半に3級山岳三つと2級山岳一つが組み込まれたステージ。
三日連続の雨模様となった今日のステージを、30km付近から一人飛び出したウポン(SKS)が残り81kmで集団に15分10秒のタイム差をつけ一人前を走る。集団は後半に控える山岳と天候そして実績のないウポンということでそれほど積極的にはタイム差を縮めず、走っていたがそれでも滑りやすい路面の影響で落車が発生してしまう。この落車により、集団が大きく二つにわかれ、シュレック(CSC)らが遅れを取ってしまうこととなる。
そんな集団内でのトラブルをよそにウポンは逃げ続け、3級山岳三つをトップ通過することに成功する。しかし、山岳に入りここまでの疲労が一気に出たのかスピードが激減。集団とのタイム差が急速に縮まってしまい、最後の2級山岳ポイントの手前で、集団から飛び出したフレチャ(RAB)とインチャウスティ(SDV)にかわされ長い逃げに終止符をうたれてしまう。
山頂でひとかたまりとなった集団だったが、下りに入ると霧が濃くなり、安全走行をよぎなくされる。集団をまとめたいQST勢はバレド(QST)に先頭をひかせるが、バレドのスピードに後続がついていかれず、バレドと集団との間に差ができてしまう。ここで、ただひとりバレドのスピードについてこれたヒュースホーウト(C.A)は、戸惑うバレドをかわし先頭に立つと一気に差を広げ、単独で平坦に入る。しばらくの間単独で逃げていたヒュースホーウトだが、途中で踏むのを止め、集団に戻ることを決断。補給して集団が追いつくのを待つが、やってきたのは集団からはなれたアルバジーニ(LIQ)、シャバネル(COF)、ステーフマンス(QST)の3人のみ。ヒュースホーウトはあわててこの3人に合流し、4人の逃げ集団が形成される。
この4人はしばらくの間先頭交代を繰り返していたが、残り1kmをきるとステージ優勝に向けた争いとなる。シャバネルが何度かしかけようと試みるも、どこか3人の様子見が強く逃げ切ることができない。スプリンターの2人は動くことはなかったので、勝負はゴールスプリントとなったが、ヒュースホーウトは逃げの影響かきれがなく、ステーフマンスの独壇場となってしまう。ステーフマンスのわずかな加速に3人は追いつくこともできず、ステーフマンスが余裕の勝利で2連勝を獲得した。

ステージ優勝:ステーグマン(QST)
総合トップ:ヒュースホーウト(C.A)
ポイント賞:ヒュースホーウト(C.A)
山岳賞:ウポン(SKS)
新人賞:ロウ(TSL)

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結局書き直し(笑
あ~ぁ、もう今日の放送始まってるよ・・・。
by lanterne-rouge | 2008-03-12 22:07 | 2008プロツアー(ワンデー他)
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