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第43回アムステルゴールドレース
2008.04.20 マーストリヒト~カウベルク 257.4km

クリブツォフ(ALM)、ティマー(SKS)、ヴァンデワール(TSV)の3人が逃げを決めており、残り106kmで集団とは7分34秒差をつけている。この差が残り82kmになると5分58秒、残り68kmで4分20秒と確実に縮まっていき、残り62km付近で集団からCSCの選手がアタックをかけはじめると、その差が一気に縮まっていく。そして、残り42kmウォルスベルクにてテルプストラ(MRM)がアタックをかけるとついに3人は追いつかれ、長い逃げが終わりを告げる。
ここから、本格的なレースが開始され単発のアタックが続くがどれも決定力に欠けすぐに吸収されてしまう。そんな中、キルシェン(THR)がアタックをかけヴァンスーレメン(SIL)がこれに続くと、集団は分裂。20人前後に絞られる。この中からイワノフ(AST)が飛び出し、今度はプファンベルガー(BAR)が追いつき先頭は2人となる。この2人を追ってラスト二つ目の丘にて7人の選手がメイン集団から抜け出し、2人に追いつくことに成功する。
この9人の中で一番積極的な動きをみせるのはシュレック(CSC)。再三にわたりアタックを仕掛けるが、その都度クネゴ(LAM)、レヴェリン(GST)に抑えられ抜け出すことができない。逆に二度目のアタック時にレヴェリンにカウンターを決められ、レヴェリンの単独走行を許してしまう。数十メートル先行したレヴェリンだが、残りのメンバーが再び抑えに入り、再び9人の先頭集団となる。
ここから、ロドリゲス(GCE)が先頭を引っ張り続けラスト1kmを通過する。そして最後の丘、カウベルクに入りロドリゲスが仕事を終えると、シュレックがアタック。このアタックにクネゴが喰らいつき、2人がわずかに先行し、一騎打ちとなる。ここでクネゴは持ち前の上りの力をみせ、前を走るシュレックをパスし、優勝。ここ数日の好調を維持し、並み居る競合を押しのけてのすばらしい優勝となった。

優勝:クネゴ(LAM) 6:35:29

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フランドル、ルーベもいいですけど、このレースとリェージュもいいんですよね。
ていうか逆にこっちのほうが好きなボクは異端かな?
個人的にはデッケルを応援してたんで結果はちょいと残念でしたが、レース自体すごくおもしろかったので悔いなし。次がんばってくださいよ~っと。
それにしても土井選手がんばってましたね!目立ちまくりで、最終的に110位で完走。
お見事です。
一転してSDVは・・・。もう何も言うまい・・・。
by lanterne-rouge | 2008-04-21 23:00 | 2008プロツアー(ワンデー他)
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